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2013年10月15日

ドール~ルクシオン年代記

今までいくつかSF作品を呼んだ事のある私だが、「ドール」と「レディ」の2編だけでこれほど分厚い物を読んだにもかかわらず、スリリング、かつ爽快さを覚えた小説は存在しない。むしろ分厚さも苦にならないほど、スイスイと読むことができる。 最初に「ドール」だが、よくある「SF作品」というと、宇宙で働く人、科学者、戦闘員といった、どちらかと言えば「人間」が描かれることがほとんどである。この「ドール」も人間のよ […]