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2016年9月1日

そして、何も残らない

アガサ・クリスティーの推理小説に「そして誰もいなくなった」という作品がある。その作品をもじって本書のタイトルになったのかもしれないが、そのもじった元の作品のストーリーとも重複するようなミステリー作品である。本書の表紙に女子高生があおむけに横になっている描写があり、なおかつエレキギターが横にあることを見ると、軽音楽部と見て取れる。 ちなみに本書は高校卒業したばかりの主人公が母校の中学校を訪れた。その […]