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2017年5月31日

小山三ひとり語り

歌舞伎を全く知らない人にはあまり知られていない名前であるが、歌舞伎を知るとなるとその人の存在感は大きなものとなる。 「中村屋の生き字引」 著者につけられた異名のようなものである。その名と重なるほどの人生を著者は送ったと言っても過言ではない。と言うのは4歳の頃に歌舞伎入りするのだがその時に十七代目中村勘三郎(当時は三代目中村米吉)に弟子入りした。その後十八代目勘三郎、六代目勘九郎・七之助兄弟と長年仕 […]