哲学 媚びない人生 「従順な羊ではなく野良猫になれ」 日本人、とりわけ日本企業に勤めている人たちは「猫」よりも「羊」や「犬」になる傾向にあるのかもしれない。「個性」や「自分」という存在を向き合うことさえ許されない状況であるが、そこから脱しいかに「向き合い」、誰... 2012.06.13 哲学書評
国内 絶望の国の幸福な若者たち 雇用不足や貧困化、さらには人間関係の「希薄化」が目立ち、「絶望」と言う言葉も現れ始めた。とりわけその割を食らっているのが私たち「若者」と呼ばれる世代である。 しかしその「若者」も一世代、二世代上の人々から「近頃の若い者は~」というような「俗... 2012.06.02 国内書評
書評 「弱肉強食」論 「弱肉強食」は動物が生きていくにあたり、自然至極であり、かつ見えない「原理」である。では、その「弱肉強食」の原理はいつ頃から、そしてどのようにして生まれたのだろうか。 本書はその「弱肉強食」について生物学的な原理と人間、ひいては国家レベルで... 2011.10.27 書評生物学
投資術 マッチポンプ売りの少女 ~童話が教える本当に怖いお金のこと~ 前書「ヘッテルとフエーテル」は「痛快」かつ「爆笑」の一冊であり、かつ「黒さ」もあったのだが、本書はその前書を遥かに凌駕するほどの「黒さ」を垣間見てしまった。お金のことが中心であるが、不動産や書籍などにも言及している。本書は全部で9+1のスト... 2011.05.31 投資術書評
日々徒然 ラーメンを食べるとき、一口目はどっち? ブログネタ: ラーメンを食べるとき、一口目はどっち? ラーメンというと私の故郷である旭川の「旭川ラーメン」を思い出します。スープにラードを入れるのが特徴的ですが、それにも大きな理由があります。ちょうどこの時期の旭川は氷点下10℃以下になる日... 2011.01.28 日々徒然
日本史 江戸の妖怪事件簿 新聞の馴れ初めは、江戸時代の「瓦版」と言うのがあった。俗に「讀賣」と呼ばれていたものであり、町民にとっては重要な情報源であった。しかしその瓦版は今のように事実が書かれていることもあったが、その中でもデマや妖怪が出たと言った話も多かったのだと... 2010.07.21 日本史書評
国内 となりの「愛犬バカ」 犬に限らず「動物を飼う」人は多い。私は自宅では動物を飼っていないが(そもそもペットを飼うことは禁止されている)、実家ではオカメインコを飼っている。毎年実家に帰るとそのインコの面倒を見ることになるのだが、数年飼っているせいか、インコは変な意味... 2010.05.13 国内書評
地学・天文学 最新データで読み解くお天気ジンクス TVニュースや新聞、インターネットで見る「天気予報」であるが、天気の傾向から様々な政局や社会に関して予測をするというようなことがTV番組のコーナーやインターネットサイトにある。 天気、1年間の気温や天気の状況などと社会的な事柄との因果関係は... 2010.02.05 地学・天文学書評
書評 ヤンキー進化論 不良文化と言うと何か陰湿な印象を持ってしまうのだが、そこにスポットを当てているというと興味深い。今となっては「ヤンキー」とは何なのかという存在が問うようになっているのだが、そもそもヤンキーとはどのような存在なのかというのも考えたくなるし、ど... 2009.07.20 書評民俗・風評
書評 正直書評。 書評家の豊崎由美氏が「TV Bros.」の「書評の帝王 帝王の書評。帝王切開金の斧」から2004年3月〜2008年9月に取り上げられたものをまとめている。当時の話題作品を評価の高い順に「金」「銀」「鉄」の斧として、ストレートにそして評者自身... 2009.02.17 書評評論