『貞観政要』を読む シリーズ「『貞観政要』を読む」~1.はじめに~ 中国大陸の古典作品には「論語」や「孟子」「老子」「韓非子」などが挙げられます。とりわけ「論語」はビジネス書としても数多く挙げられており、もはやビジネス古典のスタンダードとして挙げられることが多いです。著名な経営者の多くは「論語」を中心とした... 2013.02.18 『貞観政要』を読むシリーズ企画
1968年を知らない人の『1968』 1968年―― 反乱のグローバリズム 「1968年」 この年は世界中で「激動」と呼ばれる年であり、先進国では「冷戦」の絶頂期といえる年であった。その年は世界中でいろいろな革命や運動が起こり、それぞれで混乱に陥れられた時代と言える。 日本では「大学紛争」や「全共闘運動」を発端とし... 2013.01.07 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画国際書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 日本の難点 シリーズ「『宮台真司』の思考を解剖セヨ!」最後は日本そのものについてである。 人には長所や短所もあれば、「難点」が存在する。それは日本という一つの「国家」にも同じことが言える。その難点はいったいどのようなものなのだろうか。本書では「コミュニ... 2012.12.08 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在 シリーズ「『宮台真司』の思考を解剖セヨ!」第6弾はサブカルチャーである。これまで社会にまつわることばかり取り上げてきたのだが、今回ほど私が取り上げたいものはない。宮台氏は社会学者であるが、サブカルチャーにまつわる言及も多い。 その言及の源流... 2012.12.07 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画書評民俗・風評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖セヨ!」第5弾は「原発」である。昨今では「脱原発」の風潮が強く、衆議員総選挙における各党のマニフェストをみても「異口同音」ながらも同じような声明を出している。 いずれは「原発」から脱し、自然エネルギーの開発... 2012.12.06 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 格差社会という不幸 シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖せよ」第4弾は昨今話題となった「格差社会」である。数年前からずっと「格差」という言葉が乱舞していたのだが、それがもっとも叫ばれたのが2007・8年頃、ちょうど小林多喜二の「蟹工船」が超訳版や漫画版として出て... 2012.12.05 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 幸福論―“共生”の不可能と不可避について シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖せよ」の第3弾は幸福論である。昨日までは就活や入門といったものが中心であり、「社会学」において素人であっても取っつきやすい作品を選んできたが、ここからは少し取っつきにくくなる。社会における「幸福」とはいった... 2012.12.04 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖せよ」第2弾は社会学そのものである。 これまで自分自身も「社会学」に関する本を読み、書評を行った。「社会学」は現在ある身近な「社会」について考察を行っているのだが、その「社会学」としての歴史とともに考察を行... 2012.12.03 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 宮台教授の就活原論 これまで社会にまつわる本は多数書評してきた。しかし本書の著者である社会学者の宮台真司氏の本については偶然なのか不明だが一度も書評をしていなかった。かねてから社会学博士の宮台真司についての本を書評しようと思っていた。そこで「シリーズ「『宮台真... 2012.12.02 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
1968年を知らない人の『1968』 アメリカ 1968 – 混乱・変革・分裂 1968年は20世紀の中で「もっとも激動の一年」の一つであった。8月に小熊英二の「1968」を一週間にわたって取り上げたが、そこでは学生紛争や新左翼を中心とした日本における激動の時代を取り上げた。 さて、本書は日本から離れたアメリカの「19... 2012.11.06 1968年を知らない人の『1968』シリーズ企画国際書評