哲学 反西洋思想 「哲学」などの思想については古代ギリシャの頃から様々な形で枝分かれしながらも進化していった。そして思想同士の対立が生まれ、後に宗教対立を招き、戦争になった事も少なくない。 とりわけ毛沢東思想(共産思想)やイスラム原理主義は西洋を敵視していた... 2010.09.19 哲学書評
宗教 絵解き 世界一ホッとする尼さんのいい話 仏教に限らず、様々な宗教で「法話」と言うのがある。主に人生とはいったい何なのか、悩んでいるとき、立ち止まってるときの特効薬としていろいろと役立つ機会が多い。しかしいざ仏教の法話をみてみようとすると取っつきにくいものもある。 そこで本書である... 2010.08.26 宗教書評
哲学 サバイバル時代の海外旅行術 日本は「観光立国」を掲げ、「観光庁」を設置するなど観光にまつわる施策を行ってきた。しかし現在、日本への外国人旅行者数は2006年現在、世界で30位という位置にいる、逆に日本人が海外への旅行者数も16位と低迷している。その背景として「格差」「... 2010.08.23 哲学書評
哲学 甦るリヴァイアサン 「リヴァイアサン」はホップズの名著の一つであり、ドイツの名宰相であるビスマルクがもっとも影響を受けた本として有名である。ホップズは他に「万人の万人に対する戦争」もある。 本書はあくまで「リヴァイアサン」を中心にホップズの思想によって社会はど... 2010.08.17 哲学書評
哲学 自由論の討議空間―フランス・リベラリズムの系譜 社会思想の中で代表的なものに「自由論」というのがある。最も有名なところではルソーが挙げられる。主にフランスで唱えられた思想であるが、今でも思想の代表的な理論として取り上げられる機会は多い。 本書はフランスで栄えた自由論がどのように形成され、... 2010.08.05 哲学書評
宗教 禅問答入門 仏教に限らず、「禅」に関しても様々な本が出ている。自分自身を見つめ直す、考え直すという観点から評価が見直されているのかもしれない。 元々「禅」はいったいどのような歴史があり、どのような思想があるのか。そして「禅」の所作の一つである「坐禅」の... 2010.08.02 宗教書評
哲学 謝罪の研究―釈明の心理とはたらき 企業に限らず、政治の場でも「陳謝」や「謝罪」、「お詫び」と言った言葉をほぼ毎日目にする。謝罪の内容によって、信用を取り戻す所もあれば、逆に怒りを増幅してしまうこともある。謝罪会見の中でもTV局や新聞社の一部による横柄な態度、もしくは感情混じ... 2010.07.03 哲学書評
哲学 世界を変えた、ちょっと難しい20の哲学 最近、ニーチェやゲーテの言葉に関する本が社会現象になっている。「名言集」に近いものであるが、哲学書をより読者寄りにという傾向にある。ベストセラーとなった「ニーチェの言葉」の書評でも書いたのだが、それらの本はあくまで本来ある哲学書の入り口に当... 2010.05.24 哲学書評
哲学 超訳 ニーチェの言葉 「ツァラトゥストラはかく語りき」「曙光」でおなじみのニーチェの名言集と言える一冊である。ニーチェの作品は大学・社会人に渡って何度か読んだことはあるのだが、哲学書の中でも難しい部類に入るほど読みにくく、一冊読むのにも時間がかかる。それもそのは... 2010.05.12 哲学書評
宗教 破戒と男色の仏教史 仏教には他の宗教の中でも戒律の厳しい宗教として知られており、とりわけ「殺生」を禁じたのは有名である。仏教の推進に尽力した聖武天皇の頃から黒船来襲までおおよそ1000年もの間、日本では「殺生」を禁じたことにより、牛や豚といった動物を食肉にする... 2010.05.04 宗教書評