日本史

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武具の日本史~正倉院遺品から洋式火器まで

日本人と武具の歴史は、広義で言えば旧石器時代のころからあるのだが、際だって日本として「武具」を有名にしたのは武士が誕生した平安時代後期にまで遡る。ちょうど時代としては「中世」という立ち位置にあるのだが、その時代から武具はどのように進化を遂げ...
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アイヌの世界

北海道出身である私にとって「アイヌ」は切っても切れない、というよりも北海道とアイヌは切っても切れないものである。小学校時代の時にはよくアイヌに関する授業も受けたことがあり、地名もアイヌ語からきているものも多い。 しかしそのアイヌ民族はいった...
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ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」

1945年8月9日 午前11時2分 3日前の広島に続いて、アメリカの戦闘機「ボックスカー」が長崎に原爆「ファットマン」が投下された。約15万人もの人々が原爆により命を落とし、長崎の街は壊滅的なダメージを受けた。 本書はその中から「(浦上)天...
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経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書

今年の大河ドラマは「平清盛」である。しかし放送開始当初は兵庫県知事が「汚い」と評価して物議を醸しただけではなく、内容も「難解」であるという批判もあり、視聴率も過去最悪となってしまった。ただ歴史学者などの識者には好評であることを考えると、「玄...
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娘に語るお父さんの歴史

私自身はいないのだが、もしもあなたが子どもを持っているとするならば、「お父さんは子どもの頃はどうだった?」と言うような人生における質問を受けることもあるのかもしれない。本書はあくまで架空の父娘を取り上げているが、それがもし娘だったとしても、...
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独立完成への苦闘

戦後GHQによる統制により、日本国憲法が発布・施行されることとなった。それからGHQの統制から1952年にサンフランシスコ講和条約が結ばれ、解放された。そこから「独立日本」として再出発するが、本書では政治的に「激動」と呼ばれた独立日本の出発...
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人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある

最近「歴女」がブームになっているのだという。 確かに日本・世界のみならず「歴史」はこれまでの日本や世界を知る上で大事なことである。 私も書評を介して歴史を学んでいる身であるが、とりわけ日本史は日本人としてどのような道を歩んできたのか、がよく...
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新左翼とロスジェネ

「左翼」という言葉が隆盛したのは1960年代後半から1070年代にかけてである。ちょうどそのときは「60年代安保」や「大学紛争」が起こった時期と重なる。 「左翼」というと、日本赤軍も思い出すがついこの前に永田洋子死刑囚が獄中で亡くなり、日本...
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昭和史を動かしたアメリカ情報機関

本書のタイトルにある「アメリカ情報機関」はご存じの方も多いが「CIA」のことである。CIAができたのは1947年の時であり、それまではOSS(戦略事務局)やCIG(中央情報グループ)を経て、国家安全保障法により誕生している。本書で紹介するの...
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日本人の選択―総選挙の戦後史

今年の7月に参議院通常選挙が、昨年の8月には衆議院総選挙が行われた。そして来年には統一地方選挙が行われる。 ここのところほぼ毎年のように選挙が行われるが、国民・県民などそれぞれの「声」が一枚の投票用紙と化す。一票の投票用紙が重なり「国民の声...
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