社会

国防・軍事

戦争と権力―国家、軍事紛争と国際システム

文明が起こってからゆうに数千年の時が流れた。その中では数え切れないほどの戦争や紛争などの諍いや争い事が起こったのは言うまでもないことである。 その悲しみに巻き込まれればその仕返しのごとく戦争をする。実際に「戦争をやめよう」と大々的に取り上げ...
国内

出版と自由―周縁から見た出版産業

本書は出版ニュース社から出ている「出版ニュース」から月1回連載されている「ブックストリート・流通」欄で取り上げたものを集積した一冊である。 ここ最近では「出版不況」と呼ばれているだけに出版業界内部の実情をありのままに描いている。 「出版と自...
書評

涙の文化学―人はなぜ泣くのか

「悲し泣き」「嬉し泣き」「怒りの涙」「感動の涙」 「涙」というのはいろいろな表情から使われることがある。「喜怒哀楽」という四字熟語があるが、「楽」以外はすべて涙は当てはまる。「涙」は悲しいことだけではないということがよくわかる。 では「なぜ...
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書評

GO!GO!ベジ+ごはん

五十嵐豪氏の最新刊である。 野菜を使って料理をするとはいっても、その人が野菜嫌いであったり(私はそうじゃありませんが)、家族持ちであれば子供が嫌いだったりと何かと敵視される。 料理を作る方も作る方で煮たり焼いたりするのにも時間の加減が分から...
国内経済

フードセキュリティ―コメづくりが日本を救う!

現在日本の食料自給率は40%である(カロリーベース)。大概の人は「低い」という答えが返ってくるだろう。私達が食べている食料の半数以上は輸入に頼っているという計算になる。その海外では干ばつや台風、洪水といった異常気象というのが頻繁に起こり、安...
国内

創刊の社会史

日本には約3000冊もの雑誌があるという(p.15より)。しかしその中で創刊や復刊、休刊や廃刊になることが頻繁にあり、一昔前の「モー娘。」のように出たり入ったりせわしないほどである。 本書はその中でも「創刊」についてフォーカスをした一冊のよ...
書評

「裁く」ための練習帳―裁判員の必読本

もうじたばたしても明日21日から「裁判員制度」が開始される。裁判員制度については、当ブログで紹介してきたが、その中でも関連性の大きいものをピックアップしてみた。 「なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか」 「アメリカ人弁護士が見...
国内政治

政治と秋刀魚 日本と暮らして四五年

「政治」と「秋刀魚」との接点はよくわからない。しいて言えば農水省、特に水産庁が漁獲高を見ているという観点で見たら関連しているのかもしれないが。 本書は政治と秋刀魚の関連性を考察するのではなくあくまで後者のところが肝心かもしれない。著者は日本...
国内政治

日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ

昨日の午後に民主党代表選が行われ鳩山由紀夫が代表に選ばれ、6年半ぶりに代表職に就くこととなった。民主党にしてみれば新しい船出といったところであろうが、私から見たら96年の民主党結党から約8年間続いた「菅・鳩山」体制に逆戻りしたのではないかと...
国内

出版業界の危機と社会構造

今日「出版不況」と言われて久しい。毎日約200冊もの新刊が出ているのにもかかわらず、売上冊数、金額ともに右肩下がりであり、危機にひんしていると言ってもいいかもしれない。その原因として挙げられるのが、 ・インターネットの普及により本を読むのが...
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