社会

書評

ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係

今日はクリスマス。クリスマスというとケーキを食べたり、ローストチキンやフライドチキンを食べると言うことがある。その為にスーパーやコンビニでは七面鳥や鶏肉などが使われるのだが、本当のところ人間と動物の関係はどうなのだろうか。クリスマスに本書を...
国内

日本の狂気

人間には、様々な感情が眠っている。「狂気」もまたその一つであるのだが、その「狂気」が重なっていくことによって、国家や社会などの集団に伝播し、さらに大きくなる。本書はあくまで「日本」についてフォーカスを当てているのだが、決して著者2人が日本に...
国内

「あいつらは自分たちとは違う」という病~不毛な「世代論」からの脱却

「あなたとは違うんです」 確か数年前に首相になった人が首相を辞任した時に言った言葉である。この言葉は本書で言う「世代論」とは異なるのだが、世代について差別する際に数年前に首相だった人の発言をそのまま言う人も少なくない。世代論というと先の言葉...
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国内

2020年新聞は生き残れるか

私自身新聞嫌いではあるものの、時折色々な新聞を読む。しかし新聞を読むたびに、その新聞それぞれの思想や考え方が出ており、それが「偏向」と見て取れるきっかけになってしまう。あと新聞と言うことにフォーカスを当ててみると、今年の8月に朝日新聞の吉田...
書評

お金はサルを進化させたか ~良き人生のための日常経済学

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 あなたにとって「お金」はどのような存在か。人によって「人生そのもの」「権威づけ」「ツール」と答えはそれぞれ異なる。お金との接し方についてもおそらくその哲学に通じるとも言える。 「お金」と言うと巷では...
教育

僕は僕でよかったんだ

不登校は戦後間もない頃から表面化されることとなった。その原因として就学率がほぼ100%に上ったことが原因である。戦後間もない時には「不登校」と言う言葉は浸透されず「学校嫌い」と言う言葉で通っていた。 やがて「登校拒否」と呼ばれ、やがて「不登...
国内

ほんとはこわい「やさしさ社会」

やさしさの渇望がおおいのかどうかは不明だが、少なくとも「やさしさ」や「楽しさ」が無条件に良いとされる風潮があることは確かである。しかしその「やさしさ」は強いられている状況の中でつくられているため、心的に負担がかかり、うつなどの心の病の引き金...
国内

防衛医大の場合は―ドキュメント医療裁判

「医療裁判」は今日でもどこかで起こっている。大概は病院と元患者、あるいは患者の遺族と争うことが多い。しかし今回の場合は病院と言っても「防衛医大」を相手取った裁判である。 本書で取り上げる医療裁判は、80年代~90年代にかけて著者自身が医療過...
国際

イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか

「イスラム」と言うとイスラム国やアルカイダなどイスラム原理過激派組織を連想する方も多い。時期が時期なだけかもしれないが、実際の所イスラム教は、他の宗教とは排他的のように見えて、宗派によってマイノリティがあると言えるといえる。もっと言うとイス...
書評

テレビドラマを学問する

私自身最近テレビドラマは全く観なくなったのだが、学生の頃は気に入ったテレビドラマを視聴する事があった。最近全くドラマを観ない私でも昨年は「あまちゃん」や「半沢直樹」のフィーバーぶりはよく知っており、流行語が生まれるほどだった。現在も連続テレ...
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