音楽

書評

図でわかるPAの基本~コンサート、ライブエンジニアを目指すための

「PA」という職業は始めて聞く。本書の表紙にもあるのだが「Public Address」の略で、直訳を行うと「公衆(電波・リアル含めて)に伝達をする」という。伝える手段として「音響」の仕事がある。主にライブやコンサートの音響のコントロールを...
書評

ライブシーンよ、どこへいく

現在J-POPの世界ではAKB48やEXILEなどが旋風を巻き起こしているが、シングルやアルバムのCDは全体的に落ち込んでいる。しかしそれとは対照的にライブ公演が反比例するように右肩上がりを見せている。ライブ独特の臨場感と好きなアーティスト...
書評

カラヤンがクラシックを殺した

昨年・一昨年とカラヤンの生誕記念、没記念の時期にCDショップのクラシックコーナーではカラヤンフェアが行われたほどである。ヘルベルト・フォン・カラヤンは指揮で観客を魅了しただけではなく、音源を数多く残し、没後20年経った今でも世界的指揮者の名...
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書評

ジャズに生きた女たち

アメリカで生まれたジャズであるが、ジャズの世界は「男社会」と呼ばれても仕方のないほど男性が活躍している世界である。 しかしその中でも女性も少数ながら女性は活躍しており、男性の中で大輪の花を咲かせる活躍を見せた。本書はジャズの世界で活躍した女...
書評

マイケル・ジャクソンに捧ぐ テレサ・イン・ネバーランド

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 「キング・オブ・ポップ」の名を欲しいままにしたマイケル・ジャクソン。数多くの曲やムーンウォークなど、印象の強いものを挙げると枚挙にいとまがないほどである。 マイケルは2009年5月、この世を去った。 ...
書評

恋愛哲学者モーツァルト

本書のタイトルからして「?」という印象であるが、モーツァルトが書いた歌劇を見てみると「なるほどな」と言う印象であった。モーツァルトと恋愛は歌劇から連想されることがあるのだが、モーツァルトは歌劇を制作するに当たりどのような恋愛観を持っていたの...
書評

シルクロードと世界の楽器―音楽文化の東西交流史

「楽器」というと世界中探してみたら何種類あるのか。全部で数え切れないほどあるというのだから驚きである。それだけに国々の音楽の形態や種類も違っており、音楽によっては差別の的となったりすることもある。「和」をとりなすことこそが音楽の根源であると...
書評

「裏声」のエロス

中学・高校と部活動は吹奏楽部だったが、練習の一つとして「ソルフェージュ」というのがある。簡単にいえば表現を磨くために合唱練習を行うというのである。そのことから「裏声」というのに関してはある程度は知っている。 しかし本書のタイトルを見ると意味...
書評

ブラバンキッズ・オデッセイ 野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の仕事

節目を迎えるにあたり、これまで書評したものの中から選りすぐりのものを2つ選ぶ。 一つは「蔵前トラック」「蔵前トラックⅡ」を通して最も思い出に残る一冊を、 もう一つは「蔵前トラックⅡ」で一番最初に取り上げたものを再掲して、自ら振り返るというこ...
書評

こだわりアメリカン・ルーツ・ミュージック事典

本書はアメリカン・ミュージックの草分け的存在である60人の足跡をCDとともに紹介している。当然フランク・シナトラをはじめ、エルヴィス・プレスリーやレイ・チャールズなどジャズやカントリー、フォーク、エレキ・インスト、ロカビリーなどジャンルを問...
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