書評 誓います――結婚できない僕と彼氏が学んだ結婚の意味 結婚式の舞台では愛を誓う場面がある。洋式ではほぼ必ず問われ答えるようになる。しかしながら最近では離婚・再婚率も増えており、永遠の誓いどころか結婚式の誓いは「一時の誓い」でしかないように思えてならない。 また結婚のあり方も変わってきており、最... 2017.05.14 書評青春
書評 僕とおじさんの朝ごはん やる気のないようなときはいろいろとあるのだが、その中でどのようにしてやる気を出していくのかがカギとなるのだが、ひょんなことからやる気を出すきっかけづくりとなることができる。 本書は無気力なおじさんがある少年との出会いによって人生が大きく変わ... 2017.05.12 書評青春
時代 おちゃっぴい 大江戸八百八 江戸時代にもラブストーリーは存在する。もっともそのラブストーリーなるものは様々な恋人との巡り合いや身分を越えた恋、さらには許されざる恋など、恋や愛のカタチは現代と同じように「様々」である。 本書はとある入れ墨師の男と、剣道師範代の女との恋愛... 2017.05.10 時代書評
書評 つめ 「つめ」と言うと「爪」を連想してしまうのだが、本書はむしろ「詰め」と言った方が世良いのかもしれない。と言うのは動物を相手取った戦い、それは周りの人間を巻き込んで真実を突き詰めていく、その意味での「つめ」と言ってもよいのかもしれない。 本書の... 2017.05.06 書評青春
書評 ストレンジャー・イン・パラダイス とある集落は都会と比べても「何もない」のだが、その何もない中では都会でしか味わえない「楽しさ」と「面白さ」がある。その両方を知ることのできる要素として「パラダイス」と呼ばれているのだが、本当に「パラダイス」なのか。 本書はその集落の中で再起... 2017.05.01 書評青春
ミステリー パリ症候群 愛と殺人のレシピ 日本とフランス、その2つの国の間で紡がれる物語がある。本書の人物たちは日本人であるのだが、その中でパリに滞在する従妹がいるのだが、無くなり遺品整理のためにパリに渡った主人公が基軸となっている。 日本とフランス、両国の中でどのような物語が紡が... 2017.04.24 ミステリー書評
ミステリー ヒワマン日和 「ヒワマン」は漢字に直すと「日和満」という。その「日和満」は何なのかと言うと本書のタイトルにあるヒーローの名前なのだが、そのヒーローは日常の平和の中に満足するというのか、それとも日常の中に織りなす中で出てくる敵なのか、それは何かわからないの... 2017.04.17 ミステリー書評
書評 ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス 「記憶」はその人の思い出を紡ぎ出すのだが、脳科学者の中にはその「記憶」について改ざんされて出てくると指摘する学者もいる。その記憶によって様々な変化が生じるのだが、その記憶がいかにして物語を紡いでいくのか、そのことを取り上げた一冊である。 そ... 2017.04.15 書評青春
ミステリー 流転の細胞 「万物は流転する」という言葉を思わず思い出してしまう。最もその言葉を出したのも古代ギリシャ時代の哲学者の一人であるヘラクレイトスである。もっともその「流転」は哲学のみならず、仏教の中にある「輪廻転生」にも通ずるものがあり、哲学はおろか、宗教... 2017.04.13 ミステリー書評
ミステリー スタート! 私自身あまり映画を観ないのだが、映画を少し観てみたいという願望はある。もっとも仕事が立て込むことが多く、映画を観る暇がないといった方が良いのかもしれないが。 私事はさておき、映画に限らずどのような世界にも「本気」はある。その「本気」を紡ぐこ... 2017.04.09 ミステリー書評