国際政治 女王陛下の外交戦略 イギリスの女王エリザベス二世が女王に即位してから今年で50周年を迎える。本書はちょうどその時期に上梓された。 本書は女王陛下の外交戦略から、あまり知られていない「コモンウェルス」、イギリス王室を支える支柱やジョージ七世といった内容である。 ... 2008.06.20 国際政治書評
国際政治 アメリカの世界戦略 アメリカの世界戦略を語るに避けて通れないのが「戦争」である。第二次世界大戦後アメリカはいくつかの戦争を行ってきた。有名なものでは、ベトナム戦争や湾岸戦争、最近ではイラク戦争も挙げられる。戦後のアメリカを見ると民主主義というよりも帝国主義に傾... 2008.06.19 国際政治書評
書評 「サザエさん」的コミュニティの法則 昔から愛されているアニメ「サザエさん」。そのアニメの中には理想の家族像やコミュニティにかかわるメッセージがあるように見えると著者は言う。 日本古来の家族像、日本の共同体とは一体何なのか。日本の民俗性をサザエさんの作品から見て何が欠けているの... 2008.06.18 書評民俗・風評
教育 大学はなぜ必要か 大学全入時代に入っている時代、大学とは一体何のために学ぶのか、何を学ばせる場なのかというのが問われていると言ってもいい。大学のというのは日本の最高学習機関でありその中には修士・博士を育成する大学院も存在する。 少子化に見舞われている中、大学... 2008.06.18 教育書評
国内政治 日本の愛国心 「愛国心(パトリオティズム)」といわれると、日本の戦争的象徴として忌み嫌うものもいれば、どこの国にある当たり前なものと思う人がいる。私は後者に当たるが全くそうとは言い切れない。愛国心を国語的に解体したら単純に「国を愛する心」となる。ではどの... 2008.06.17 国内政治書評
書評 世界が認めた和食の知恵 日本の食文化には古来玄米を主食にし、野菜やその漬物などを副食に添えていた時期があった。とりわけ米を主食にした日本の食文化では、現在でいうメタボリックシンドロームである人が非常に少なかったという。 こうした日本古来における雑穀や玄米を中心にし... 2008.06.14 書評民俗・風評
国内 テレビ政治―国会報道からTVタックルまで 今日の政治は「ワイドショー政治」と言われている。本書を読んでもそう言っているし実際国会をTVで見ている私もそう思えてならない。ではテレビ政治はいかに始まりいかに効果があったのだろうかという検証をしているのが本書である。 テレビに関してはねつ... 2008.06.12 国内書評
書評 「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか わかっての通り「ジャパニメーション」というのは「ジャパン」と「アニメーション」を合わさった日本アニメの造語である。漫画原作者であり、サブカルチャー評論家の大塚英志氏は日本アニメは破れていると主張している。 本書に詳しく書かれているが、まずは... 2008.06.04 書評民俗・風評
国内 パブリック・ジャーナリスト宣言 本書を読んで、そのあとに著者が運営する「PJニュース」を読んで率直な感想を述べると、これほど日本の巨大マスコミを批判し、そして市民独自の目線で取材し記事にしたものはないと感銘を受けた。実際日本のマスコミ、とりわけ新聞やTVニュースではものす... 2008.05.15 国内書評
国内 少年犯罪被害者遺族 少年犯罪。昨今では様々な事件がピックアップされている。しかしそれによる報道被害が叫ばれている半面、報道が行われたことにより被害者遺族の願いが報われたりすることもあるという。 本書は大きく分けて4つの場で著者と被害者遺族との対談形式で現在の少... 2008.05.14 国内書評