国内 防衛医大の場合は―ドキュメント医療裁判 「医療裁判」は今日でもどこかで起こっている。大概は病院と元患者、あるいは患者の遺族と争うことが多い。しかし今回の場合は病院と言っても「防衛医大」を相手取った裁判である。 本書で取り上げる医療裁判は、80年代~90年代にかけて著者自身が医療過... 2014.11.11 国内書評
国際 イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか 「イスラム」と言うとイスラム国やアルカイダなどイスラム原理過激派組織を連想する方も多い。時期が時期なだけかもしれないが、実際の所イスラム教は、他の宗教とは排他的のように見えて、宗派によってマイノリティがあると言えるといえる。もっと言うとイス... 2014.11.10 国際書評
ミステリー 三階に止まる とあるマンションのエレベーターに乗ると難解に止めようとしても必ず三階に止まってしまう。それがたとえ二階に止まりたいと言っても、七階に止まりたいといっても、である。エレベーターの欠陥があるのかと思ったがそうではなかった。ではどうしてなのか。そ... 2014.11.09 ミステリー書評
世界史 万引きの文化史 本書は「万引き」を歴史的な見地から紐解いた一冊であるが、そもそも「万引き」と言うと物騒なものでるのだが、どうして「万引き」が成り立っていき、どのような心理でもって行われてきたのか、是非知りたいと思い手に取った。 第1部「万引きの歴史」 万引... 2014.11.08 世界史書評
仕事術 他力本願―仕事で負けない7つの力 「スカイ・クロラ」や「イノセンス」など数多くの名作を生み出す押井守氏。押井氏は日本アニメ界にとって最も注目する監督の一人として挙げられるのだが、事実押井氏がいかにして作品を作り上げていくのか、本書では「●●力」という形で取り分けながら、なお... 2014.11.07 仕事術書評
書評 テレビドラマを学問する 私自身最近テレビドラマは全く観なくなったのだが、学生の頃は気に入ったテレビドラマを視聴する事があった。最近全くドラマを観ない私でも昨年は「あまちゃん」や「半沢直樹」のフィーバーぶりはよく知っており、流行語が生まれるほどだった。現在も連続テレ... 2014.11.06 書評民俗・風評
書評 真実への盗聴 盗聴と言っても実際に盗聴器を使った事件を扱った作品では無く、主人公が遺伝子治療によって常人を遙かに上回るほどの聴覚を持つ事で、秘密を聞き・知ることで「盗聴」として成り立つというものである。 本書は結婚してからとる企業を退職し、新しい起業に転... 2014.11.05 書評青春
医学 小説を愉しむ脳~神経文学という新たな領域 小説を愉しめる人と、小説を愉しめない人の脳にはいったいどのような違いがあるのか。私は小説を書評している中で疑問に思ったことである。もちろん私の肩書きの一つである書評家があるのだが、同業者の多くは小説の書評を主としている方が多い。もちろん著名... 2014.11.04 医学書評
国内 承認欲求―「認められたい」をどう活かすか? 「承認欲求」は簡単に言えば「人から認められる」ことを求める感情にある。ここ最近では金銭的な欲求よりも求められているものとして挙げられているのだが、「承認」を行い、認め合う職場になっていくことによって生産性が向上するというような好影響をもたら... 2014.11.03 国内書評
国内 詐欺の帝王 詐欺事件というと、10年ほど前からずっとメディアで出てきているのが「振り込め詐欺」である。その「振り込め詐欺」は当初「オレオレ詐欺」と呼ばれていたのだが、著者の取材のなかで、「オレオレ詐欺の帝王」と呼ばれる人物がいたのだという。その人物はい... 2014.11.02 国内書評