教育 英語より日本語を学べ 表題を見るにまさにその通りと言っていい。本書は国語教育のスペシャリストである斎藤孝氏、日本の国語教育を憂う論客竹村健一氏の共著である。 第1章では読書について書かれており、現在日本では読書を推進する法律まであることを憂いている。私は大学生活... 2008.07.18 教育書評
医学 病気を治す食べ方、食べ物 病気を治すには食事に限るというのが本書の主張であり著者の主張である。私もこれには大賛成である。しかしこれには欠点があり、即効性がない。日本人はせっかちな民族であるので、病気になっても薬によって解決させようとする。また医師も薬によって治したり... 2008.07.18 医学書評
書評 タイアップの歌謡史 「歌」というと何らかのイメージを持っている。歌が持っているイメージもあるが、タイアップの曲のように、ドラマやCMのイメージが先行してしまうことも捨てきれない。例えば、「ラブストーリーは突然に」や「SAY YES」とかはそのイメージがすごく大... 2008.07.17 書評音楽
宗教 長い戒名ほど立派なのか 戒名というのは死後につけられるので、私たちにとってはあまり縁がないように思える。しかし、もし自分が死んだらどのような戒名が付けられるのかというのはじつは自由に選べられるというわけではないとも思った。 しかし戒名というのはそうではないという。... 2008.07.17 宗教書評
国内 新聞がなくなる日 新聞というのはいいものだ。毎日のニュースを事細かにとらえられているばかりではなく安価で多くの活字があるので「読む」という訓練にもなる画期的なものである。 しかし最近新聞に載っているニュースというのは信頼できない。あまつさえTVニュースでもバ... 2008.07.16 国内書評
国内政治 弄ばれるナショナリズム 本書は日本や中国では「ナショナリズム」というものが蔓延っている。それを排除し真の日中関係を気付こうというのが著者の狙いかもしれない。 しかし隣国というのは永遠に仲良くなれない。中国に関する執拗な日本批判、とりわけ戦争責任論については強く謝罪... 2008.07.16 国内政治書評
書評 「捨て子」たちの民俗学 「捨て子」たちと書かれるとちょっとピンとこない。 しかしラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と柳田國男の2人の民族学者から見た、民俗学者共通の来歴と常人には考えられない衝動を手がかりとして著者の大塚英志氏が民俗学の根本と思考について考察している... 2008.07.16 書評民俗・風評
国内政治 「日本の問題点」をずばり読み解く 本書は日本の政治の問題点について事細かに、かつ分かりやすく解説されている。 第1章では小泉政権下での日本の政治の問題点について語られている。ここでは小泉元総理が考えていることを著者が取材を行ったことによる独自の観点が生かされたところもあり非... 2008.07.15 国内政治書評
国内 副島隆彦の人生道場 副島氏と言えば政治や経済、そして金融に関する本を数多く上梓していることでも有名である。しかし私はこれと言って読まなかった。当然副島氏の本に触れたのも本書が初めてである。 本書はいつも上梓されるようなレパートリーではなく副島氏自身の人生観をぶ... 2008.07.15 国内書評
国内 ニッポン・サバイバル 東大大学院で政治学教授である姜尚中氏が著者の理論と体験談をもとに寄せられた声にこたえていくという1冊である。著者なりの答え方であり、しかも自分なりのスタンスを貫いているところに本書のいいところである。私もほとんどの意見に共感を持つことができ... 2008.07.14 国内書評