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インターネット

予兆発見 百の小話―デジタル・ネット家電で身の回りはこう変わる

例のやつがどうやら調子が悪いみたいなので今回はこれで我慢することに。 本の表紙から見るに「小話」というよりも「小咄」という表現のほうがいいのではと思った。表紙からして落語だろう。 それはさておき、IT化が著しくなったこの時代であるが20年前にこれほどのIT化を予想した人、もしくはそう考えた人はいたのだろうか。おそらく誰もいないだろう。証拠とは言わないが、手塚治虫の「鉄腕アトム」は21世紀の日本につ […]

ネット時代10年後、新聞とテレビはこうなる

インターネットが急速に普及しだしてすでに10年以上経つ。インターネットが急速に普及し、進化するとともに新聞の販売部数は減少し続け「新聞離れ」という現象が起き、テレビも視聴率が伸び悩み「テレビ離れ」を引き起こした。その中でインターネットは独自の強さを発揮しながら急激にアクセス数を伸ばしている。いつかテレビや新聞がインターネットに呑みこまれてしまうと危惧する人まで出てきた。本書はそういったメディアの変 […]

ネットいじめ

このところウェブは飛躍的に進化している。最近ではウェブ2.0というものが当たり前のように使われている。しかしその裏には様々な弊害が起こっている。「闇サイト」によるネットいじめもその1つである。そのことによりウェブを「悪」と捉える論者も少なくない。規制をしたらどうかという論者もいるほどだ。 しかし著者の綿密な分析によると学校裏サイトはこうした人間関係の延長線上にあり、使う人間の問題であるとしている。 […]

ネット時代の反論術

最近ブログが大流行している。今となっては自分のサイトを立ち上げる時も、時事的なことを語る時も、日々徒然なることを語る時も、私みたいに書評を行う時も、すべてブログで賄える。まさにアウトプットの宝庫と言えようか。 しかしネットは2chにしろ、ブログにしろ、必ずと言ってもいいほど付きまとうのが「炎上」である。炎上というと必ずと言ってもいいほど誹謗・中傷というイメージがあるのも事実。しかし炎上にも種類があ […]

ウェブは資本主義を超える

本書を上梓した著者は書評ブログを立ち上げていることでも有名である。私のような若輩者の書評では歯が立たないほど的を射ているすごいブログである。 さて本書は著者のブログを集成したものである。その内容はウェブやマスメディアや経済(学)、著作権、IT産業、通信・放送、国家について多岐にわたっている。章ごとにまとめてみよう。 第1章はウェブ2.0と2ちゃんねるについて言及している。ウェブ2.0については放送 […]

ウェブ人間退化論

本書は今現在反映しているIT化を悲観的にとらえ、IT技術の進歩に従ってどんどん日本人は退化しているのではないかと主張している1冊である。 完全に間違っているという感覚で私は本書を読んだのだが、著者の意見には一理あると考える。とりわけ技術の進歩により、人と人とが面と向かって話すコミュニケーションが減っているということは確かにそうかもしれない。当然「話す」ということも最近ではそれほど多くなくなったよう […]

新聞がなくなる日

新聞というのはいいものだ。毎日のニュースを事細かにとらえられているばかりではなく安価で多くの活字があるので「読む」という訓練にもなる画期的なものである。 しかし最近新聞に載っているニュースというのは信頼できない。あまつさえTVニュースでもバラエティ化により事件の深みにはまっていくことがなくなってきている、新聞は新聞で全体的に同じ記事にしかなっていなかったり内容も長く書かれているわりにはチープ感があ […]

メディアと政治

本書は大学の教科書であり、政治がいかにしてメディアを利用しているのかというのをわかりやすくまとめた一冊である。2005年の衆議院総選挙以降、メディアと政治の在り方について重要視され始めた。特に政治番組一つで選挙の流れというのが大きく変わってくる。 しかもインターネットの進化により有権者同士が活発に意見の主張や交換を行うなどしており、それによっての影響も捨てきれないことも事実としてあげられる。論客に […]

ウェブ2.0は夢か現実か?

ウェブは世界を変えられると考えると「そんな大げさな…」という印象がある。しかし、考えてもみれば大げさとは言えないのも現実。アメリカ大統領選での民主党の予備選挙でも候補者の支持を得るためにウェブを積極的に利用したり、韓国の大統領選でも世論の何割かはネットでの世論になっていることも事実である。 日本ではこのことには非常に冷ややかで、ようやく今年の初めに一部緩和されたくらいであり、今でも公職選挙法に抵触 […]