書評 東京消防庁 芝消防署24時 すべては命を守るために 「死と隣り合わせの仕事」というのはいくつもあるのだが、それと共に人命を救う仕事というとさらに少ない。その両方に当たる職業の一つとして「消防士」が存在する。火災や事故などから人を救うために素早く、性格に、危険を冒しながらも助ける仕事、しかも「... 2014.07.06 書評青春
書評 がんのお姫様 今となっては「がん」と言う病は最新医療によって死亡率は減って入るものの、依然として最も亡くなる人の多い病として取り上げられている。しかもこの「がん」は老年・壮年の方々が発病されるイメージがあるのだが、10代・20代の時期に発病する「若年性が... 2014.04.15 書評青春
哲学 究極の愛について語るときに僕たちの語ること 青月社 功刀様より献本御礼。 愛のカタチは人それぞれと言われているが、自分自身の考えが外れてしまうと、「それは愛じゃない」とか「非常識だ」と言って耳をふさいでしまう。しかし愛する人たちが表現するのであれば、どんなカタチであれ「愛」になる。そ... 2014.02.01 哲学書評
日本 鯨人 捕鯨問題というと、オーストラリアの反捕鯨の声が鋭くなった。それは今年の5月にオーストラリア首相にケビン・ラッドが再登板したことにある。日本では伝統的に調査捕鯨を行われており、刺身や加工食品などに使われており、需要はある。 捕鯨を行っている国... 2013.08.16 日本書評
日本史 兵隊先生~沖縄戦、ある敗残兵の記録 沖縄戦― それは、大東亜戦争において、もっとも悲惨な戦いの一つだった。兵隊や県民など多くの民が戦死し、その数は10万人以上にものぼる。その戦争の中で殺された者、自決した者、それぞれの魂が「ひめゆりの塔」に祀られている。 その過酷で、かつ悲惨... 2013.06.30 日本史書評
書評 小説あります 小説はフィクション、ノンフィクションはあれども、幅広いジャンルまで扱っている。しかし今も昔も人はなぜ小説を読むのだろうか。 私自身もこの「蔵前トラック」で本を紹介し始めた頃、小説は全くと言ってもいいほど読まなかった。読書観は人それぞれである... 2013.06.12 書評青春
書評 すかたん 大阪弁ではこのような言葉がある。 「やたけた」…「なげやり、破れかぶれ、自暴自棄」 「ごりがん」…「ごり押しでがんがんいく人」 「すかたん」…「当てが外れること。見当違いなことをした人」 本書はタイトルにある通り、その中でも「すかたん」と言... 2013.03.10 書評青春
書評 骨の記憶 「骨」 私たちには様々な骨によって形成づけられている。これは人間に限らず骨を持つ動物、さらには店や会社では「屋台骨」という言葉があれば「骨格」という言葉があるなど「形」をつくられるためにおいても重要な役割を担っている。 それはさておき、本書... 2011.09.06 書評青春
仕事術 人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた 本書はトヨタ技術オリンピックでNo.1を獲得した男の物語である。トヨタと言えば最近ではリコール問題でアメリカや日本、中国で批判の的にさらされている。また100年に1度の不況により約半世紀ぶりに営業損益が赤字転落を喫してしまった。 「世界のト... 2010.04.23 仕事術書評
ミステリー 世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情―真贋をめぐる大騒動 私はワインのことについてはあまり詳しくはないのだが、本書でワインにまつわる様々なことについて書かれているため前知識が必要に思える。さて本書のことに入るとする。本書は1985年に起こった「ジェファーソン・ボトル」についての真贋騒動を描いたノン... 2008.12.20 ミステリー書評