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ノート

先が見えなくても、やる気が出なくても 「すぐ動ける人」の週1ノート術

ノートは使う人・ことによってやりようが変わってくる。もちろん巷の本屋にも様々な「ノート術」があり、ビジネスはもちろんのこと、プライベート、さらにはマネー、メンタルに至るまでのところが言及されていることが多くある。 本書はタイトルにもある通り「行動」にフォーカスを当てている。しかも「週1」とあり、毎日書く必要が無い。どのようなノート術なのか見てみよう。 第1章「不安があっても行動できる─その正体と対 […]

ジャップ・ン・ロール・ヒーロー

この頃はあまり聴かないのだが、「盗作」なり「パロディ」なりといったことで事件や訴訟になることもある。他にも私自身もよく使うのだが、Wikipediaなどのオンライン百科事典において、論拠のない記事や文言が取り上げられ、それが削除騒動になることもしばしばある。 本書はその中でも後者を風刺の如く、物語にして取り上げている。そのモデルとなっているのが1980年代に海外進出したとあるバンドであるのだが、そ […]

ゲームセンター文化論―メディア社会のコミュニケーション

「ゲームセンター」は最近あまり行かないのだが、大学生の頃はほぼ毎週のようにゲームセンターに通って、格ゲーなどをして遊んでいた。そのせいか本書を手に取ってみたくなった。 そもそも「ゲームセンター」はどのような歴史を辿っていったのか、そしてどのような文化を形成していったのだろうか。本書はそれを考察した一冊である。 第1章「ゲームセンターへの視線」 ゲームセンターが一躍脚光を浴び始めたのは1970年代、 […]

29歳からの人生戦略ノート

これまで数多くのノート術に関して読んできた。ノート術で共通しているものと言うと「過去」と「現在」を記録していくことにある。「過去」と言えばこれまで起こったことや考えたこと、「現在」は今思っていることややっていることなどを表す。記録をしていくことによってある程度脳にバッファ(余白)が生まれ、そこから新たな思考が入ることで相乗効果が生みやすいとされている。 しかし、本書は今までのそれとは少し違う。とい […]

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

「UNDERGROUND」や「築地朝食会」など数多くの勉強会を主催するスーパーサラリーマン、美崎栄一郎氏が4月に「記録」について講演をおこなったのだが、そこでは何でも「記録」をすることについて熱くかたっていた。それから約半年、本書が発売された。本書は美崎氏が実践しているノート術を余すところ無く書き尽くしている。 第1章「ノートは仕事でどう使うのか?」 学生までのノートのとり方と社会人でのノートのと […]

姜尚中の青春読書ノート

東京大学大学院教授で政治学者の姜尚中が熊本の野球少年だったときからずっと数多くの書物を読んでいた。本書では夏目漱石やボードレール、丸山眞男、マックス・ウェーバーの作品をピックアップして姜尚中自身の半生を綴っている一冊である。 とりわけ私が衝撃を受けたのはボードレールの「悪の華」についてである。 「愚癡(ぐち)、過失、罪業、吝嗇(りんしょく:「ケチ」ということ)は  われらの精藭(こころ)を占領し、 […]