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右翼

ネット右翼とは何か

そもそも「ネット右翼」と言うことばができはじめたのは、私の記憶では12年ほど前である。保守を標榜し、憲法改正を推進し、中韓の批判を行うなどが中心であった。もっとも私自身も当時はその一人であり、当ブログの初期の時はやたらに中韓批判、さらには左派批判を繰り返したほどである。今となってはあくまで書評中心であるため、ネット右翼から脱却はある程度している。 私事はさておき、ネット右翼の存在はインターネットに […]

ネット右翼とサブカル民主主義

私が書評を始めてまだ間もない時は新書が中心であった。そして徐々にネット右翼とかに興味を持ち始めてそういった関係の本や歴史本にシフトしていったことをよく覚えている。今となっては歴史本は変わらないのだがネットとかからビジネス本の書評に変わった。月日が経つのは恐ろしいもので、これからどの本を書評の中心になっているのかわかったものではない。本書を手に取ったのはいままでどういったことを書いたのかを思い起こし […]

「生きづらさ」について

本書は雨宮氏と萱野氏が現在起こっている「生きづらさ」について対談したものである。「生きづらさ」というと本書では貧困(ワーキングプアやプレカリアート)、それによる若者の自殺の増加によるものである。とりわけ雨宮氏はそういった活動をいくつか起こしている。ちなみに途中では「右翼」と「左翼」の定義について対談しているが、巷では「ネトウヨ」など右翼的な論調で書く人もいる。 それとは逆に左翼的論調で書く人もいる […]

愛国者は信用できるか

右翼団体「一水会」の顧問であり、右翼の大家ともいわれている鈴木邦男氏。その方が「愛国社は信用できるか」というものだから驚きである。もっと驚きだったのは本書の帯紙に書いてある「三島由紀夫は言った「愛国心は嫌いだ」」ということである。 ハッキリ言って開いた口が塞がらないような気持ちになった。三島由紀夫と言えば1970年に三島事件を起こし戦後民主主義と日本国憲法を批判し、独自の天皇観を檄文に記して割腹自 […]