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戦略

アライアンス「自分成長」戦略

平野敦士カール氏3作連続出版の2作目。今回は私の周りではよく叫ばれている「ブランディング」の方法をアライアンスによって形成付けるという一冊である。 あまり言いたくないことだが今や100年に1度の「恐慌」と言われている時代である。その時に会社は自分を守ってくれるかというと、大概の場合「No」という答えを返されるだろう。明日首切られるかどうかは分からない、会社以外の場でも活躍できるような強みがあるのか […]

大企業のウェブはなぜつまらないのか―顧客との対話に取り組む時機と戦略

著者の本荘様より献本御礼。 大企業のウェブについては社内言芸のクローズドなものを除いて就職活動などでよく見ることがあった。最近ではそれほど多くは見ないのだが。 本書は大企業がなぜウェブがなぜ詰まらないのかというタイトルだが、前書きで書かれているとおり「経営書」として経営学的観点から考察し、企業のウェブ戦略としてどのような方法であるべきかを指南している。 イントロダクション「本当の課題――大企業にと […]

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略

ハーバード・ビジネスの本はいくつか紹介してきたが、本書はブログなどのソーシャルテクノロジーを使っての企業戦略について書かれている。ブログ戦略に関してはこう言った本もこのような本もあるのだが、本書は前述のようにハーバード・ビジネスであるので企業視点の戦略であるので、当ブログのような個人ブログでは関係ないのではないかと思うかもしれないがもしかしたら当ブログにも関連するところがあるのではないかと思い本書 […]

経営戦略の基本

昨年秋から世界恐慌に陥り、派遣切りやリストラ、内定取り消しなど日本における雇用状況はますます不安定になっている。「失われた10年」の教訓もあってか厚労省や地方では職を失った人たちへの就職先の斡旋や、民間と通じて無料,もしくは安価で住まいを賃貸したりなどさまざまな手を打っている。このことについてはまだ手が尽くせていないところもあるが、まだ手は打っているといってもいいかもしれない。 一方で企業は…と考 […]

起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術

この頃「勝間本」が頻発している。当然それらはほとんどベストセラーとなっている。私も「7つのフレームワーク力」からファンになったが、やはりわかりやすく、やり方もあり、斬新である。でもこれだけ頻発すると、私の懐事情も厳しくなる。 それは置いといて、本書は起きていることがすべて正しいと思わせるメンタルトレーニングの方法について書かれている。 第1章「「偶然を幸運に変える」セレンディビティの技術」 ここで […]

ビジネス説得学辞典―交渉を支配する986の戦略・理論・技法

ビジネスにおける説得について様々な方法があるということをまざまざと見せつけられた1冊である。 何せ全部で986の戦略・理論・技法があるというから驚きである。 本書の中でも印象に残ったものを紹介する。 「愛国心メッセージの効果」(p.3より) 「愛国心」については散々当ブログでも取り上げていたが、まさかこれが説得の範疇にはいるとは思わなかった。しかし分からないでもない。愛国心をもっていることは自然の […]

ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する

ブルー・オーシャン戦略に関する本がたくさん出ている。本書はその原点となった1冊である。ちなみにこの「ブルー・オーシャン」とは競争原理が全くない未開拓市場のことであり、逆に競争原理により血みどろの戦いが繰り広げられていることを「レッド・オーシャン」と呼ばれる。 ではこの「ブルー・オーシャン」をどのように見つけるのか、そしてどのようにして戦略を立てて、どのように実行すればいいのかについて書かれている。 […]

コア事業進化論

本書の表紙を1つめくった所にこう書いてあった。 「どんな事業にも寿命がある。  それがコア事業なら企業の存続も危うくなる。」(一部抜粋) 事業を行うにあたり平家物語にある「盛者必衰の理」の如くいくら繁盛していても、いつかは崩れる時が来る。それが本業、いわゆる「コア事業」であった場合であるならばつぶれる危険性もあるというわけである。とはいえ安定している企業でも何度も存亡の危機に陥ったことはあると考え […]

舞台ウラの選挙

「選挙にはお金がかかる」、世間でも私でもそういった固定観念がある。しかし、2005年の郵政総選挙ではあまりお金をかけずに国会議員になった人もいるという。選挙の準備期間が短かったためであるという。しかし従来の選挙であれば充分な選挙期間(1年以上)になるということからポスター大やアシスタント代等でかなりお金がかかるという。しかし本書によると選挙はお金をかけたものが勝ちとは限らないという。では選挙に勝つ […]

女王陛下の外交戦略

イギリスの女王エリザベス二世が女王に即位してから今年で50周年を迎える。本書はちょうどその時期に上梓された。 本書は女王陛下の外交戦略から、あまり知られていない「コモンウェルス」、イギリス王室を支える支柱やジョージ七世といった内容である。 女王陛下の外交戦略には非常に舌を巻いた。あれだけ首脳が変わっているのにもかかわらず変わりない外交で関係を維持し続けられる女王陛下の対アメリカ外交、さらには多くの […]