書評 同期生~「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年 仕事の世界にしても、本書にある漫画の世界にしても、あるいはそれ以外の世界にしても「同期」はある。しかもその「同期」は親友にも戦友にもなりやすくある。 本書は毎年行われている「りぼん新人漫画賞(以下:新人漫画賞)」の第一回入賞者の3人が、それ... 2012.12.11 書評民俗・風評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 日本の難点 シリーズ「『宮台真司』の思考を解剖セヨ!」最後は日本そのものについてである。 人には長所や短所もあれば、「難点」が存在する。それは日本という一つの「国家」にも同じことが言える。その難点はいったいどのようなものなのだろうか。本書では「コミュニ... 2012.12.08 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
『宮台真司』の思考を解剖セヨ! 原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖セヨ!」第5弾は「原発」である。昨今では「脱原発」の風潮が強く、衆議員総選挙における各党のマニフェストをみても「異口同音」ながらも同じような声明を出している。 いずれは「原発」から脱し、自然エネルギーの開発... 2012.12.06 『宮台真司』の思考を解剖セヨ!シリーズ企画国内書評
書評 クスクスの謎―人と人をつなげる粒パスタの魅力 「クスクス」を知らない人は、「笑い方」のことを連想するのかもしれない。しかし「クスクス」はタイトルにもあるとおり「粒パスタ」と呼ばれており、巷で売られているパスタの一種である。 「クスクス」はフランスより様々な国で広がっている。しかし日本で... 2012.11.10 書評民俗・風評
仕事術 書くことが思いつかない人のための文章教室 これまで私自身、書評などで「文章」に携わった。その中で無機質な文章、感動など様々な感情を呼び起こすような文章など「文章」と一括りにしても多岐にわたる。「美しい文章」「名文」といっても小説やビジネスなど使い方によって様々であり、そう書く自分で... 2012.10.17 仕事術書評
書評 自責社員と他責社員 「自責」と「他責」 人間もいろいろとあるのだが、会社員もいろいろである。前者はどのような過ちでも自分のことと捉える。反対に後者は自分の過ちを他者や運、そして身の回りの環境に転嫁する。 「自責」「他責」の考え方一つだけでも、会社の利益が大きく... 2012.10.03 書評経営・マーケティング
国内 日本の自殺 日本では毎年3万人以上が自殺をしている。その多くは老後を迎えようとしている世代であるが、最近では今の社会に絶望し、自殺を遂げる若者も増えている事実がある。 その「自殺」には今も昔も社会・文化に宛てられた「メッセージ」を表している。 本書は1... 2012.09.30 国内書評
書評 サツマイモと日本人 「秋深し馬肥ゆる秋」 食欲の秋と言われており、街路樹は紅葉に彩られ、そして落ち葉となって落ちてゆく。その落ち葉を使ってたき火して、そのたき火でサツマイモを焼いて「焼き芋」にして食す、という季節である。 しかしその光景もほとんどみられなくなっ... 2012.09.29 書評民俗・風評
哲学 「肩の荷」をおろして生きる 「生きづらい」世の中である。世界有数の「豊かさ」のある日本だが、私の周りにも「幸せ」そうに生きている人がほとんどいない。むしろうなだれながら通勤する人をよく見かける。その光景を見ると、自分自身がポジティブに思っていたのが馬鹿らしくなってしま... 2012.09.26 哲学書評
書評 宅配便130年戦争 宅配便は明治時代の「飛脚」以来130年以上に及ぶ歴史があるのだが、その中でも「ヤマト(運輸)」「佐川(急便)」「日通(日本通運)」「郵便局(日本郵政)」の主要企業がしのぎを削っているような状況にある。 さらにいうと現在では「佐川男子」と呼ば... 2012.09.19 書評経営・マーケティング