書評 あなたの怒りは武器になる 人間の感情には色々とあるのだが、代表的なものの一つとして「怒り」がある。しかし「怒り」は時として、負の感情を出してしまうため、周囲の雰囲気を悪くする、あるいは自分自身も「自己嫌悪」に陥るなど悪い側面が多くあるため、悪いような扱いになることが... 2021.06.22 書評自己啓発
教育 学校弁護士 スクールロイヤーが見た教育現場 世知辛い世の中になっていると言うほかない。学校の現場ではかねてからいじめや体罰と行ったことがあるのだが、文部科学省が学校弁護士(スクールロイヤー)の整備を行うような動きを見せている。いつ頃かは定かではないが、少なくとも2018年に日弁連から... 2021.06.21 教育書評
国内政治 原発事故 自治体からの証言 今から10年前に起こった東日本大震災、そしてそこで起こった福島第一原子力発電所事故がある。中には「事件」として取り上げられるメディアも少なくない。実際に現在進行形で起こっており、地域によっては「帰宅困難地域」に指定され、帰宅することもままな... 2021.06.19 国内政治書評
教育 医学部 「医学部」と言うと、国公立の場合は難易度が高い、私学の場合は学費が高いといった印象が強い。とりわけ国公立の医学部は、花形の学部であり、人気は今もなお根強い。もっとも受験の中でも最大のハードルとしてある印象が強く、なおかつ医学部出身であること... 2021.06.17 教育書評
哲学 死ねない時代の哲学 人は遅かれ早かれ「死ぬ」運命にある。その死ぬ運命から逃れることはできないのだが、自ら死を選ぶこと自体がタブー視されている。もっとも自分の人生は自分で決め、なおかつ自身の死も選ぶという人は今昔では考えられている。しかしながら特に自ら死に場所を... 2021.06.15 哲学書評
日本人 板垣退助-自由民権指導者の実像 「板垣死すとも自由は死せず」 これは1882年岐阜にて遊説中に暴漢に襲われた事件にて発した言葉であるが、実際には「吾(われ)死するとも自由は死せん」である。それがメディアによって今のような言葉に変えられ、広まっていった。 板垣退助はいわば「... 2021.06.11 日本人書評
書評 2100年の世界地図 アフラシアの時代 2100年となるともしも私が生きていれば115歳となる。生きているかもしれないのだが、ほぼ確実に生きてはいないだろう。そう考えると本書の示す世界を見ることはないのだから。 それはさておき、本書はシステムを駆使して、人口分布をはじめ、様々な角... 2021.05.28 書評海外
国内 タバコ吸ってもいいですか ― 喫煙規制と自由の相剋 私自身は成人になってから一切タバコを吸ったことがないのだが、タバコを吸うことについては嫌悪感を覚えておらず、「個人の勝手」だと思っている。しかし中にはタバコそのものを嫌悪する嫌煙家もおり、その嫌煙の度合いによってはある種「ヒステリック」にな... 2021.05.25 国内書評
日本人 遊王 徳川家斉 徳川家斉は江戸幕府の11代将軍であり、江戸はもちろんのこと、鎌倉・室町を含めた将軍、さらには征夷大将軍の中では最も在位の長かった将軍であり、50年もの間その座にいたのだが、12代将軍家慶に譲った後も逝去するまでの4年間は実質的な権力を握り「... 2021.05.20 日本人書評
書評 西鉄バスのチャレンジ戦略 交通インフラはなくてはならないのだが、インフラであっても、経営的な悪化が避けられず、倒産の憂き目に遭うところもある。バス会社であっても倒産した所はいくつかあり、観光バスなどがあるのだが、倒産までは行かなくとも経営統合を行うなどの動きもある。... 2021.05.19 書評経営・マーケティング