国内政治 小沢一郎50の謎を解く 現在、政治資金規制法などの罪で強制起訴を受けている小沢一郎、しかし最近の政治の歴史を書くに書かせない人物の一人である。自民党で田中角栄の薫陶を受け、徐々に発言力を強め、幹事長まで上り詰めた。その後自民党を離れ、新進党・自由党と渡り、現在は玉... 2011.02.22 国内政治書評
国内経済 消費税をどうするか―再分配と負担の視点から 消費税を増税するかの論議が急がれている今日この頃である。過去の政治政策による赤字国債も増え続け、現在では約950兆円にも上るほどである。そのためか国債の格付けランクも下がり、IMFからも赤字解消の督促まで上がっている始末である。 さて本書で... 2011.02.19 国内経済書評
スポーツ 横綱の品格 今年の始め、横綱白鵬が連勝を重ね、双葉山の記録した69連勝を更新するのではないか、と囁かれ始めた。しかし記録は稀勢の里に敗れ連勝は63でストップしてしまった。69連勝の壁の厚さというのを感じさせた印象だった。その双葉山も前人未踏の70連勝に... 2011.02.16 スポーツ書評
哲学 進化倫理学入門~「利己的」なのが結局、正しい~ 「倫理学」と言うととっつきにくい部分があるかもしれない。実際に「倫理」は道徳的なものであり、国家的なことにまつわる規範(法律や正義など)が挙げられ、それについて考察を行う学問である。もっとも倫理学と言っても派生して「行動倫理学」「メタ倫理学... 2011.01.27 哲学書評
哲学 戦後思想は日本を読みそこねてきた―近現代思想史再考 「戦後思想」と言っても一括りには言えないのだが、少なくとも「戦前」の日本、そして大東亜戦争のあり方を否定し、現在の日本はどうあるべきかを説いていた。その代表的人物として大江健三郎、吉本隆明、丸山眞男を挙げている。 もっとも日本における「戦後... 2011.01.24 哲学書評
書評 カラヤンがクラシックを殺した 昨年・一昨年とカラヤンの生誕記念、没記念の時期にCDショップのクラシックコーナーではカラヤンフェアが行われたほどである。ヘルベルト・フォン・カラヤンは指揮で観客を魅了しただけではなく、音源を数多く残し、没後20年経った今でも世界的指揮者の名... 2011.01.19 書評音楽
国内 大学破綻 合併、身売り、倒産の内幕 2004年に「独立行政法人制度」が始まって7年を迎える。東大などのブランド大学であればさほど心配する必要はないのだが、地方の大学では産学連携など様々な対策を立てなければやっていけない。ほかにも「大学全入時代」と言われるが如く、大学が乱立をし... 2011.01.13 国内書評
国際 中国ビジネスとんでも事件簿 中国へビジネス進出する日本の企業が増えている。北京オリンピックや上海万博などがあり、経済成長にも拍車をかけている。日本のみならず世界中のビジネス市場は中国を感化することができないのは事実である。 しかし、諸外国へのビジネスをする中で中国ほど... 2011.01.09 国際書評
哲学 哲学は人生の役に立つのか 私は思うのだが「哲学」という学問は生き方にどのように役立つのだろうか。おそらく人間が生きていくに「思想」という考えの根底が必要なのだが、それを担っているのかもしれない。最近ではニーチェやゲーテなど哲学に関する本も売れてきている。「思想の見直... 2011.01.08 哲学書評
医学 命の値段が高すぎる! 「命の値段」とは何なのかというと、簡単にいうと「医療費」のことをいっている。医療費をつぎ込むことにより自分、もしくは他人の命を持続させるということから「命の値段」と形容している。 しかしその医療費もだんだん高くなっている。医療の高度化、さら... 2011.01.06 医学書評