新潮新書

コミュニケーション

会話のきっかけ

会話が苦手な方にとってはなかなかきっかけをつかめないと言うこともある。しかし会話はふとしたことできっかけをつかみ取ることができる。もちろん「きっかけ」をつかみ取ることによって、会話も好転し、関係も良くなる。その「きっかけ」をいかにしてつかみ...
書評

音楽ライターが、書けなかった話

元々音楽をやっている人間にとって「音楽ライター」の仕事は夢がある。とは言ってもライター業自体、経済的な現実は厳しいと言われている。にもかかわらずこの仕事を続けられている要素として著者は、 「音楽が好きであること。さらに考えてみると、仕事のな...
国際

イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか

「イスラム」と言うとイスラム国やアルカイダなどイスラム原理過激派組織を連想する方も多い。時期が時期なだけかもしれないが、実際の所イスラム教は、他の宗教とは排他的のように見えて、宗派によってマイノリティがあると言えるといえる。もっと言うとイス...
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書評

温泉文学論

「温泉」というと「憩いの場」とか、「癒しの場」というような役割を担っている。本書のタイトルである「温泉」を舞台とした文学作品を中心に取り上げているが、温泉と文学というと関連性がないようであるように思えてならない。作家が作品を仕上げるために温...
教育

国語教科書の闇

日本語教育の根幹として「国語教育」が挙げられる。国語教育に使われる教科書には様々な作品が収録されているのだが、収録されている作品にはありとあらゆる「闇」というものが存在する。その作品の中身は平易なものだが、それがなぜ収録されたのだろうか、そ...
哲学

さもしい人間~正義をさがす哲学

「さもしい」と言う言葉はいったいどのようなものなのか。調べてみると、 「1.見苦しい。みすぼらしい。  2.いやしい。卑劣である。心がきたない。」(「広辞苑 第六版」より) とある。パソコンの進化により、様々な情報が手に入る、経済成長により...
国内政治

速記者たちの国会秘録

国会・自治体や裁判所などで「縁の下の力持ち」と呼ばれる様な仕事は数多く存在するが、その中でも資料や記録として大いに役立つ存在として「速記者」がいる。とりわけ裁判所では判決記録や後半のやりとり、国会・自治体にいたっては「答弁」が挙げられており...
書評

宅配便130年戦争

宅配便は明治時代の「飛脚」以来130年以上に及ぶ歴史があるのだが、その中でも「ヤマト(運輸)」「佐川(急便)」「日通(日本通運)」「郵便局(日本郵政)」の主要企業がしのぎを削っているような状況にある。 さらにいうと現在では「佐川男子」と呼ば...
書評

ウイスキーは日本の酒である

3年前あたりに「ハイボール」が大ブームを巻き起こし、缶で売られるハイボールが売り切れる店が続出するほどにまでなった。 そのハイボールは「ウイスキー」をソーダ水で割ったものを差している(本来は水やぬるま湯でもOKだが、日本ではソーダ水が一般的...
哲学

日本辺境論

文学者の内田樹氏は昨年の前半までは毎月のように著書を上梓するほど多作であり、「月刊・内田樹」と喩えられるほどであった。その中でもベストセラーの類のものもあるのだが、本書ほどヒットした作品はない。 では、本書にどのようなベストセラーとなるよう...
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