書評

書評

『レ・ミゼラブル』の世界

今からちょうど155年前に作られたロマン主義の大河小説がある。その名も「レ・ミゼラブル」。元々は「悲惨な人々」を意味している悲劇なのだが、その悲劇は小説の枠を超え、映画やアニメ、ミュージカルにも展開していった。特にミュージカルの世界では「夢...
書評

謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル)

「謎が謎を呼ぶ」と言うのはミステリ小説の常套句であるのだが、その常套句らしさを出しているのが本書と言える。本書は短編集であるのだが、他の短編集と異なる要素がある。それは「全編完全に自作ではない」ことにある。とどのつまりオリジナル小説もあれば...
国際

グローバル・ジャーナリズム――国際スクープの舞台裏

世の中には様々なメディアやジャーナリズムが存在する。そのジャーナリズムでもって新聞やテレビなどに広く伝えられるようになる。そのジャーナリズムの要素として国際的なニュースをどのようにして拾い上げ、伝えられていくのか、そのことを取り上げている。...
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哲学

モラルの起源――実験社会科学からの問い

モラルと言うと、人間にしかないように思えるのだが、他にも動物にも動物なりの「モラル」があるという。そもそも「モラル」と言っても道徳的な観点で良く語られるのだが、もっとも「道徳」を英語に直すと「moral」とある。そのモラルはどうして生まれた...
書評

パリのお馬鹿な大喰らい

フランス・パリはおしゃれ、かつ美味のレストランが軒を連ねているのだが、しかしその中は玉石混交とまでは行かないものの、様々な店がある。その店やお客さんを「斬る」存在として著者がいる。その著者は料理評論家であり、かつては「サガット」の審査員を務...
国際政治

イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭

昨年の6月23日にEUをはじめとした世界的な出来事が起こった。その出来事と言うとイギリスにて国民投票が行われ、EU離脱を決定したというニュースである。そのことによってEUの社会的な立場、さらには離脱したイギリス、さらにはその周辺国にも大きな...
教育

教えて! 校長先生 – 「開成×灘式」思春期男子を伸ばすコツ

開成と灘といえば、中高一貫校であり、日本を代表する進学校の2校である。その2校が思春期男子を成績優秀にするよりもむしろ「才能を伸ばす」ことに着目を置いている。その「才能」をいかにして伸ばすべきか、その方法を伝授している。 第1章「学校」 本...
コミュニケーション

加賀屋 笑顔で気働き ―女将が育んだ「おもてなし」の真髄

石川県七尾市に知る人ぞ知る有名な旅館がある。その旅館の名は「加賀屋」である。高級旅館と言うよりも石川県を代表する旅館として有名である。長い伝統の中でどのような加賀屋のサービスを醸成していったのか、その醸成していった経緯とポイントを追っている...
書評

私の名前はルーシー・バートン

本書の主人公であるルーシー・バートンは入院生活を送っていたのだが、回復が思っている以上に遅かった。しかしながらその入院の中で疎遠となった親との出会い、さらに最愛の家族(娘や夫ら)との邂逅もあった。 しかしこの「出会い」や「邂逅」は入院生活を...
教育

子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く

私自身プログラミングを勉強したことがあり、仕事にも行ったことがある。もっともプログラミングを勉強したことはパソコンに興味があり、その延長線上としてプログラミングを学びたくなり、様々な言語を勉強することとなった。仕事でも活かすことができただけ...
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