グローバル・ジャーナリズム――国際スクープの舞台裏

世の中には様々なメディアやジャーナリズムが存在する。そのジャーナリズムでもって新聞やテレビなどに広く伝えられるようになる。そのジャーナリズムの要素として国際的なニュースをどのようにして拾い上げ、伝えられていくのか、そのことを取り上げている。

第1章「世界の極秘情報を暴いた「パナマ文書」」
昨年の3月から5月にかけて世界を震撼させるニュースが出てきた。その名も「パナマ文書」。一体何かというと世界的な富豪や有名企業が匿名会社を作り、税が避けられる場所に設立し、そこに横流しをしている企業や個人の一覧を暴露した文書である。いわゆる「タックス・ヘイヴン」と呼ばれる存在である。そのパナマ文書はどのように入手し、伝えられていったのか、その顛末を記している。

第2章「グローバル化するニュースを追う」
ニュースは日々刻々と変化をする「変化」「事件」などを取り上げているのだが、そもそもニュースには国内や地域で終わるものもあれば、国際的に発展するものもある。その中でも国際的に発展する要素とは一体何かを追っている。

第3章「新参NPOの乱入」
国際的なニュースを得るために様々なメディア・団体ができているのだが、その中でも「NPO」の団体もでき始めてきており、国際的にも寄付が行われているという。

第4章「明かされる「秘伝」」
「秘伝」と言うと、何かタレをつくるのかを思ってしまうのだが、本章における「秘伝」はスクープを入手することの取材方法や考え方を明かしている。

第5章「そして日本は」
様々な報道について、本当に正しいのかを検証する「調査報道」がある。しかし日本ではその「調査報道」を行っているのかと言うとそうではない。その理由として日本メディアならではの理由があるという。

元々メディアやジャーナリズムは私たちの生活の中で必要不可欠な存在であるのだが、中でも国際的な出来事・ニュースについてどのようなジャーナリズムを行うのか、その姿を映し出している。