書評

2011年

年末恒例ランキング2011 vol.2 「社会科学」本ランキング

年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は67冊取り上げました。「社会科学」といっても「科学」ではなく、むしろ時事的な本を取り上げることの多い分野であり、今年もさることながら過去の事件についても取り上げています。 今回はこの中から...
2011年

年末恒例ランキング2011 vol.1 「理数系」本ランキング

2011年ももう残りわずかとなりました。年末となると年末恒例と自分でなってしまっている、書評、及びF1の記事ランキングを決める時期。今年ももちろんやります。もう4年連続となっていますが、このランキングは自分の独断と偏見で印象に残った本、F1...
地学・天文学

降水確率50%は五分五分か

TVやインターネット問わず気象情報は誰でも見る。しかし気象情報の中には私たちがふと疑問に思うような「気象用語」が存在しており、ちんぷんかんぷんに陥ることも少なくない。 本書のタイトルにある「降水確率50%」は雨になるかどうか五分五分か、とと...
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日本

ヨコハマ伊勢佐木町 復活への道

私の住む川崎市から少し離れると神奈川県の県庁所在地である横浜市に行くことができる。横浜市にはみなとみらいのある桜木町が代表されるが、横浜市の顔の一つとして本書では伊勢佐木町を取り上げている。 伊勢佐木町というと本書でも紹介されているが、故・...
ミステリー

八月の魔法使い

「事件は会議室で起こっている」 これは「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」にて真矢みき演じる沖田仁美が、織田裕二演じる青島俊作に初めて会うなり言った言葉である。本書はまさにその言葉を形にしたような一冊と言...
国内

文化・メディアが生み出す排除と解放

「差別」にまつわる報道は今も昔も存在する。差別的な表現や言葉を発しただけでもニュースに取り上げられたり、謝罪、あるいは辞任に追い込まれるような報道まである。たった一言で人は傷つけられることはあるのだが、私はあきらかに「言葉狩り」を既存メディ...
書評

耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ

ビジネスの世界は最近幅広くなってきている。少数派の人々を対象にした、いわゆる「ニッチビジネス」と言うのもあるほどだ。 本書のタイトルにある「耳かきエステ」もその一つであるが、繁盛をしているのだという。 ではなぜそのような「ニッチビジネス」は...
書評

お行儀の悪い神々

ギリシャと日本の共通点、それは財政的に逼迫している所にある、という生々しくも、物騒な話はしない。もう少しきれいな共通点では神話により多数の神々が誕生したことでも知られている。ギリシャと言えば「ギリシャ神話」があり、日本にも「古事記」や「日本...
書評

民具学の基礎

「民具」とはそれぞれの地域の慣習によってつくられた道具、もしくは家具のことであり、大蔵大臣を歴任した民俗学者の渋沢敬三によって名付けられた。日本には地域によって様々な民具が誕生し、使われてきているが、本書ではその民具がいかにしてつくられたの...
国内

なぜうつ病の人が増えたのか

おそらくバブル崩壊してから「うつ病」が急激に増えており、社会問題にまで発展している。「うつ病」などの「心の病」に関する本はいくつか読んでおり、それに関して様々な収穫があった。本書は「うつ病」の増加に関してスポットを当てている。 第一章「うつ...
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