書評

書評

迷走する資本主義 –ポスト産業社会についての3つのレッスン

これまで多くの国が「資本主義」によって経済を支えてきた。しかしその資本主義は決して安定したものではなかった80年前の世界恐慌でも「社会主義」や「共産主義」といったイデオロギーが隆盛し、のちの第二次世界大戦や冷戦にも影響を及ぼした。 2008...
書評

勝つと決めた者だけが勝つ―ビジネスを成功に導く38のメッセージ

浜口直太氏といえば日本を代表するコンサルタントとして、数多くの著書を出版しており、今年の2月で50冊となった。 浜口氏のブログにおいても珠玉の言葉がたくさんあるのだが、本書もそういった言葉が38個おさめられている。 <行動> 本書においても...
哲学

七田眞の人間学 いかに生きるか

「右脳式教育」として知られ、数多くの著書を出された七田眞氏が4月22日に亡くなった。79歳である。 自己啓発の本を全部で150冊刊行されており、右脳に特化した教育として国内外から注目を集めた(その一方で科学的かという批判はあったのだが)。 ...
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書評

精神障害者をどう裁くか

昨月の21日から始まった裁判員制度であるが、まだ適用された裁判の中で目立ったものはないものの、これから裁判員制度の廃止の可能性も含めて議論を深めていかなければいけない。 裁判員制度に限らず刑事裁判で非常に難しいことの一つとして「刑法39条」...
書評

地震予知の科学

2006年に緊急地震速報というのが公式にスタートしてからもう3年経とうとしている。私は今でも地震予知というのに関しては信じておらず、実際にこれが役に立ったというケースを聞いたことがない。政府主導で動いているため税金の無駄遣いだという声も少な...
外国人

ガリア戦記

「ガリア戦記」は紀元前58年から約7年間、カエサルがガリア、今のいうところのドイツ、ベルギー、フランスなどに遠征し、征服をしたという一連の戦争である。この征服により、ローマの支配下における平和(パクス・ロマーナ)の礎となった戦争である。 本...
書評

書評の思想

私は「蔵前トラック」「蔵前トラックⅡ」の2つのブログにおいて、約700冊近く書評を行ってきた。 いろいろ思うことで、 「書評はどうして生まれたのか」 「書評は何のためにあるのか」 「もしも書評がなかったとしたらどうなるのか」 という問いは、...
日本史

対論・異色昭和史

2009年4月、ジャーナリストの上坂冬子氏が肝不全のため亡くなった。78歳である。 上坂氏といえば三宅久之氏、櫻井よしこ氏と並ぶ保守派の大論客といわれており、とりわけ今も紛糾している北方領土問題には積極的に提言をする論客である。その姿勢はも...
書評

メゲナイ人は「単純」に考える!

今日は「ストレス社会」と呼ばれており、仕事の内容自体も複雑化してきている。当然思考も単純なものとなくなってきているため考えていくだけでもだんだんと後ろ向きになってしまっている。そして俗に言う「メゲる」状態、ネガティブな状態に至ってしまう。で...
仕事術

理系アタマのつくり方

私は文系大学出身であるが、数学など理系の講義も数多くあったため、文系と理系の二足わらじといった考えでも差支えない。私は理系出身ではないのだが、一応「理系」のことについては片足を突っ込んだことがあるので、ある程度理系の考えていることはわかる。...
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