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東日本大震災

大震災のとき!企業の調達・購買部門はこう動いた―これからのほんとうのリスクヘッジ

東日本大震災が起こって6年の月日が、そして熊本地震が起こって1年の月日が流れた。言うまでもないが日本は地震大国であり、毎年のように所々で大きな地震になる。それが大震災につながることもごくまれにある。その震災の時に調達や購買などの良く言われる小売業はどのような対応を行い、なおかつどのような災害支援を行ったら良いのか、そのことを提示している。 Chapter1「震災時の危機に立ち向かったバイヤーたち」 […]

動物たちの3.11 被災地動物支援ドキュメンタリー

あの日から6年迎える。当時私は東京で働いていたのだが、その思い出は昨日のことのように覚えている。今日帰ることができるのか、なおかつ明日からいったいどうなるのかなど、いろいろと頭に駆け巡ったことはよく覚えている。当ブログでもほぼ毎年のようにあの日のことについて書いたのだが、本書は少し視点を変えて「動物」はあの日をどのように過ごしたのか、そのことを取り上げている。 1.「その日……」 岩手県石巻市、あ […]

食と農でつなぐ――福島から

福島といったら5年前に起こった原発事故を機に、帰宅困難区域が続いているところがある。そのことから住まいだった福島から離れざるを得ないようなときもあった。しかし福島に戻った後でも絶望や迷走に覆われる日々が続いた。しかしその希望となる「食」や「農」をつなぐきっかけになるのが本書である。 第一章「手探りの三年間」 福島第一原発事故をきっかけに福島は一変した。農業にしても漁業にしても生産できていても、売る […]

構造災――科学技術社会に潜む危機

災害には大きく分けて「人災」と「天災」がある。人災は人の過ちによる災害である一方で、天災は天候によって起こった災害を表している。しかし人災や天災にしても社会構造を起因している災害として「構造災」というのがある。その「構造災」はなぜ起こるのか、そしてそれを防ぐための手立てはあるのか、本書は知られざる構造災のあれこれについて追っている。 第1章「構造災とはなにか―科学社会学の視点から」 災害は人や天候 […]

防災・減災につなげる ハザードマップの活かし方

昨日・今日とで西日本を中心に今シーズン最強の寒気が入り、大雪・暴風雪に見舞われた地域が出た。特に奄美大島では115年ぶりに雪が観測されると言ったこともあった。この状況が長期に見舞われると「雪害」と呼ばれ、災害となってしまう。 災害と言えば昨年の9月に茨城県常総市で起こった鬼怒川の氾濫などがある。さらに遡ると5年前の東日本大震災があるのだが、それがきっかけとなって全国にハザードマップが認知されるよう […]

ハッピーバースデイ3.11~あの日、被災地で生まれた子どもたちと家族の物語

あの震災から4年を迎えた。復興に向けて歩を進めてはいるものの、未だに傷跡は癒えていない。それだけにもどかしさも感じてしまう。 しかし、悲しみに満ちた震災の中で産声を上げた音がそこにはあった。 それは新たなる命の誕生の音である。 本書は震災前後に生まれた11人の子供の誕生エピソードについて、その前後に起こった震災を交えて紹介している。 もう二度と戻らない失われた命の中で、生まれた命は今もなお生き続け […]

一日一善

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 本書のタイトル「一日一善」とは、 「1日に一つだけでも何か善い行いをすること」(「広辞苑 第六版」より) とある。つまり、善い行動を起こすことを心がける言葉であり、行動し続ける事によって人徳を向上することができる。では本書はどうかというと、扉を9つに分けて、一つ一つの法話を紹介している。一つ一つ人間としてのあり方を問うており、善き行いの材料になるような話が […]

新時代の企業防災―3.11の教訓に学ぶ地震対策

2011年の震災から4年を迎えようとしている。もっと遡ると、阪神・淡路大震災からちょうど20年の節目を迎えた。その時に企業における「防災」は2つの震災を教訓にして企業は地震をはじめとした災害にどう向き合えば良いのか、永遠の課題ではあるものの、緊急度は日に日に増していると言える。そのような状況の中で企業における防災はどうすべきか、本書は東日本大震災を教訓に提示している。 第1章「そのとき企業に何が起 […]

日台の「心と心の絆」~素晴らしき日本人へ

日本と台湾の国交は「日中国交正常化」と同時に断絶してしまったのだが、政治的な国交を超えて、精神的な交流は今もなお続いている。その象徴的な出来事として東日本大震災における200億円もの義援金や、2013年に開催されたWBCでの台湾代表が行ったお辞儀が挙げられる。 台湾統治の時代以前は、「化外の地(げがいのち・天子の支配が及んでいない土地)」と呼ばれるような存在だったのだが、日本統治によって目覚ましい […]

復興<災害>――阪神・淡路大震災と東日本大震災

今年で阪神・淡路大震災から20年の月日を迎える。のべ6千4百人もの命を失われ、今もなお震災の傷跡は癒えていない。さらに4年前には三陸地方を中心とした「東日本大震災」が起こり、こちらは現在も復興を進めているという様相である。この2つの震災にはそれぞれの「教訓」があるのだが、その教訓は生かされているのだろうか。本書はそのことについて論じている。 第Ⅰ部「復興の20年―阪神・淡路大震災のいま」 阪神・淡 […]