世界史 ヒトはこうして増えてきた―20万年の人口変遷史 現在地球では72億人ものヒトがいるのだが、急速に人口が増えてきたのは20世紀に入ってからのことである。急速に増えていったのはわかるが、それまではどのような人口の増え方をしていったのか、そのことについて取り上げているのが本書である。 第一章「... 2016.04.09 世界史書評
仕事術 戦略は歴史から学べ―――3000年が教える勝者の絶対ルール 著者の鈴木様より献本御礼。 人生には様々な場面で「勝負」がある。その勝負に勝つために「戦略」がつきものであるのだが、その戦略はどのように作ったらよいのか、どのような力が必要なのか、その方法について示した本は少なくないのだが、本書のように過去... 2016.04.01 仕事術書評
書評 害虫の誕生―虫からみた日本史 季節は春になり、暖かくなり始めた。この季節になると虫が冬眠から目を覚まし、活動を始める時期になる。私自身虫が大の苦手であるので、それを知るだけでも憂鬱な気分となってしまう。 私に限らずとも虫の苦手な方であれば、本書に挙げられる害虫は名前を聞... 2016.03.28 書評生物学
日本史 災害復興の日本史 東日本大震災から5年の歳月が過ぎた。私は鎌倉に住んでいるのだが、震災当日は東京で働いていた。東京でも最大で震度5強、さらにその後も数度にわたる震度4クラスの地震が襲い、未知の恐怖に襲われたことを今でもはっきりと覚えている。東北では壊滅的な被... 2016.03.19 日本史書評
書評 レバノン杉物語―「ギルガメシュ叙事詩」から地球温暖化まで レバノン杉とは、 「西アジア原産のヒマラヤスギ属の針葉樹。樹形は端正な円錐形。シリア・レバノンなどに森林があったが乱伐された」(「広辞苑 第六版」より) とある。レバノンと言うと今、ISILのこともあり、予断を許さない状況にある。その中でも... 2016.03.17 書評海外
国内 セックスレス亡国論 下の話になってしまうが、日本では世界に名だたる「セックスレス大国」と呼ばれている。世界的なコンドーム会社が行った調査では「週1回以上の性生活をしたことがある」と答えた人が日本では先進国最低だという。その理由はいったい何なんなのか、男女とのか... 2016.03.04 国内書評
国内 ワールドプロレスリングの時代―金曜夜8時のワンダーランド 「戦いのワンダーランド」と言う言葉は80年代当時、新日本プロレスの実況を勤めていた古舘伊知郎から発した言葉である。この言葉がワールドプロレスリングという番組を印象づけ、サブタイトルにある「ワンダーランド」とも銘するようになった。今も「ワール... 2016.02.19 国内書評
哲学 眠らない―不眠の文化 人間において「睡眠」は最も大事な要素の一つである。その睡眠をしないという、いわゆる「不眠」をするというようなこともある。ちなみに「不眠」は「不眠症」を始めとした「睡眠障害」に挙げられるような人体的なもの、さらには「24時間営業」というような... 2016.02.13 哲学書評
世界史 玄奘三蔵、シルクロードを行く 「玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)」の本来の名前は玄奘であり、三蔵は尊称の一つとして挙げられている。西遊記で取り上げられている「三蔵法師」は玄奘三蔵がモデルになっている。玄奘はシルクロードを通り、東西の宗教・言語を交わった国々の中でどのような... 2016.01.25 世界史書評
スポーツ フィギュアスケートの魔力 フィギュアスケートのシーズンは真っ只中にあり、これからは四大陸選手権があり、3~4月には世界選手権が行われる。フィギュアスケートの熱は今もなお冷めておらず、特に男子スケートでは羽生結弦が絶対的な強さと人気があり、話題を呼んでおり、女子スケー... 2016.01.23 スポーツ書評