宗教 ミッション・スクール 学校には色々なものがあるのだが、中でも「ミッション・スクール」というのは高尚さ、荘厳さのある響きがある。私立の学校であったり、女子校であったり、というようなイメージも少なくない。取り分け「女子校」のイメージは小説「マリア様がみてる」によって... 2014.02.04 宗教書評
国内 なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか 何か「俗流若者論」のようなタイトルを見ているようでならないが、それに対する意見はここでは述べないようにしておいて、戦前の教育では、「修身」という授業があり、日本人としての人徳、マナー、美学などを学ぶ重要な授業となった。しかしこれが「軍国主義... 2014.01.28 国内書評
スポーツ 性と柔~女子柔道史から問う 柔道は日本の国技であるが、女子の柔道も同様であるのだが、実は男女格差があるのだと著者は指摘している。というのは柔道で段位になると「黒帯」をつけるのだが、男子は真っ黒な黒帯に対し、女子は表紙の写真にあるように、帯に白い線が入っている。これは柔... 2014.01.23 スポーツ書評
書評 かつお節と日本人 食文化の中でも「名脇役」として名高いものは数多くあるのだが、中でも「かつお節」は用途が広い。出汁を取るのにも使えるし、おにぎりの具にも使え、さらにはお好み焼きやたこ焼きのトッピングなどにも使うことができる。それでいながらかつお節単体でも、香... 2014.01.02 書評民俗・風評
2013年 年末恒例ランキング2013 vol.5 「人文」本ランキング 年末恒例企画もいよいよラスト、今日のランキングは「人文」本のランキングです。今年は153冊取り上げました。「人文」とは名ばかりで、自伝であったり、習わし、学問の概論、さらにはサブカルチャーに至るまで幅広く扱っている故にこのような冊数になりま... 2013.12.31 2013年年末恒例ランキング
日本 この地名が危ない 日本地図を見たり、地名を見たりすると、地名には歴史や文化がルーツとなって名付けられているのがほとんどである。全国各地にある地名を挙げると数え切れないが、その一つ一つ調べていくと、歴史を知り、文化を知る事ができるため知的好奇心が増大してくる、... 2013.12.22 日本書評
書評 海辺の恋と日本人~ひと夏の物語と近代 海というと、夏の海水浴を連想する人も多い、中には各種サーフィンなどマリンスポーツを連想する人もいることだろう。取り分けマリンスポーツの中には冬でも行っているものもあり、私の住んでいる近くの由比ヶ浜に行くと、砂浜を歩く人、あるいはサーフィンを... 2013.12.16 書評民俗・風評
日本史 戦国武将の死生観 今となっては超高齢社会という時代だったのだが、戦国時代を遡ってみると50年生きられるかどうかわからなかった時代である。小さい子供でさえも無くなる可能性の高かった時代だった。 その時代の中で武士・武将たちはどのような「死生観」を持っていたのだ... 2013.12.15 日本史書評
国内政治 文明と教養の<政治> 近代デモクラシー以前の政治思想 昨今の政治は「民主主義政治」である国は先進国を中心に多くある。その一方で独裁国、あるいは共産主義、社会主義の国も少なくない。政治形態そのものは世界の国の数だけ存在する、と言うことが言える。しかし政治形態は時代と共に変化していくのは人類、ある... 2013.12.11 国内政治書評
国際 世界最悪の紛争「コンゴ」 コンゴ民主共和国(以下:コンゴ)では、2007年8月にウガンダ側の「ヘリテージ・オイル社」とコンゴ側とで、石油を巡り、交戦状態にあった。事実上のウガンダとコンゴの「戦争」と呼ばれるような状態であった。この紛争は現在も続いており、毎年4万5千... 2013.12.06 国際書評