民俗学

書評

「本読み」の民俗誌―交叉する文字と語り

「本読み」と言うと、私のことじゃないかと思ってしまったが、本書は私のことではなく、あくまで書物における伝承について取り上げている。特に書物についてはどのようにして生まれて、どのように人々へ伝えられていったのかは国によっても異なる。本書は日本...
書評

盆踊り―乱交の民俗学

今日からお盆休みの方も多いと思う。故郷へ向かう方もいるが、その方々も熱中症にかかっては元も子もないので気を付けてほしいところである。お盆のシーズンになると、踊ったりするものとして「盆踊り」が上げられる。盆踊りといえば地方によって異なるのだが...
書評

日本人はなぜ妖怪を畏れるのか

昨年・一昨年あたりから「妖怪ウォッチ」のブームが起こっており様々なメディアで取り上げられるほどである。それに限らず「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめとした妖怪を扱うマンガ・アニメ作品は数多く存在する。 「妖怪」を取り上げられるような作品は今でこそ...
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書評

笑いの日本文化―「烏滸の者」はどこへ消えたのか?

「笑い」というと日本では、落語・漫才・喜劇などが挙げられる。そう考えると日本文化には必ずと言っても良いほど「笑い」が根付いている。しかし本書は漫才や落語を取り上げている訳では無い。「烏滸(おこ:おろかなこと。ばか。たわけ。)の者」について取...
書評

「金縛り」の謎を解く 夢魔・幽体離脱・宇宙人による誘拐

私自身そういった体験を一度もしたことがないのだが、なかには「金縛り」の体験をした方もいると言う。「金縛り」とは簡単に言うと、 「動くことができないようにきびしく縛りつけること。恐怖などで体が動かなくなることにもいう」(「広辞苑 第六版」よ...
書評

名づけの民俗学

地名や人名の歴史・習俗についてどのようなルーツで名づけられたのかについて考察を行っている。特に「人名」については毎年、明治安田生命が「名前ランキング」と言うのを行っており、男女それぞれ上位100位まで公開している。どこがソースだか忘れてしま...
書評

遠野物語と怪談の時代

夏はそろそろ終わりを迎えるが、夏になると「怪談話」をよく聞く。「怪談」は落語の世界でも良く出てくるものとして「真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」や「怪談 牡丹灯籠(かいだん ぼたんどうろう)」といった、いわゆる「怪談噺」がある。童話の世界...
書評

弔い論

「弔い」とはいったいなんなのだろうか。調べてみると、 「1.人の死を悲しみいたむこと。  2.送葬。葬式。のべのおくり。  3.法事。追善。」(「広辞苑 第六版」より) とある。つまり亡くなられた方への追悼の意味をなしている。「死」...
書評

日本幼児史~子どもへのまなざし

民俗学、さらには日本の歴史の中で小さい子供、つまり「幼児」の歴史はあまり知られていない。むしろ歴史における「重箱の隅」といえるようなものともいえる。 しかし日本の幼児における歴史は解明され始めた。とりわけ大きな発見として、動物学者のエドワ...
書評

栃と餅~食の民俗構造を探る

あけましておめでとうございます。 今年も「蔵前トラックⅡ」をよろしくお願いいたします。 新年一発目の書評はお正月にまつわる「お餅」についてです。 新年で最初に食べるもの、それはおせちと並んで「雑煮」である。雑煮の作られ方・食べ方は地方...
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