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猫の精神生活がわかる本

猫はかわいい生き物である。もっとも自分自身も好きであり、野良猫を目にしただけでも幸せな気分になってしまうほどである。その猫はいったいどのような精神を持っているのか、そして野良猫、さらには飼い猫はどのような精神なのか、そしてどのような人生なのか、猫にまつわるあらゆる精神と生態を読み解いているのが本書である。 1章「雪の日に現れた子猫」 猫を飼うというとどのようにして飼うのか、捨て猫を拾うこともあれば […]

ハコネコ

もう何度も書いているように私自身は大の猫好きである。ただ猫自体は飼ったことがなく、なおかつ猫カフェにすら行ったことがないのだが、道を歩いているときに猫にであったら振り向いてくれるように鳴き真似などをする。そのことで振り向いてくれるとなんとも言えないような「癒やし」を得ることができるようになる。他にも本書のような猫にまつわる写真集やエッセイを読むのもまた癒やしとなる。 ちなみの本書はどのような一冊な […]

猫には嫌なところがまったくない

全くその通りと答えてしまうようなタイトルである。もっとも私自身は猫を飼ったことはないのだが、野良猫を見ては鳴き真似をして近づく猫の様子が好きである。もっとも近づいてくれると気まぐれでありながらも、時折人なつっこさが出てきて、癒やされる感じがなんとも言えない。そのこともあり、嫌なところを見つけようにも見つからない。 本書の著者もまた同じような感触を持っている。以前に名ジャズピアニストが猫に対するエッ […]

猫返し神社

ある意味珍しいエッセイである。本書の著者の名前を見ただけでピンと思いつく方もいると思うのだが、その方はジャズを少なからず知っている人と言える。そう著者は日本における有名なジャズピアニストである。もちろんジャズピアノにまつわる本は数多く上梓されているのだが、猫を題材にしたエッセイは初めて聞くどころか、著者自身が猫を飼い始めたことすら聞いたことがなかった。 著者曰く「長い年月が流れた」とあるのだが、実 […]

悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと

私自身猫が大好きである。自由奔放でありつつも純真無垢である姿は少し鳴き声を真似してみると振り向いたり、猫によっては近づいてきたりすることがある。それが可愛くてたまらない。 その猫が人生に打ちひしがれた人を救ったと言う話であるのだが、人生は山あり谷ありというのはうまいもので、先の分からない人生の中で、どのようにして生きていけば良いのかを表している。 本書はとあるパチンコ店で働く若者であるのだが、人生 […]

わたしのノラネコ研究

ノラネコは私自身の家の近くにもいて、毎晩買い物帰りの時に出くわす。元々私自身、猫が好きなので、ノラネコが振り向くように仕向けることが日常になっている。最近では振り向くことが多くなってきており、猫とじゃれることが楽しくなってきている今日この頃である。そのノラネコはどのような生態なのだろうか、本書は福岡県で7年間にわたって200匹ものノラネコを研究し続けた結晶となる一冊である。 第1章「なぜノラネコ研 […]

ねこの秘密

散歩をしていると時々猫を見かける。私は猫好きなので、見つけるやいなや猫の声真似をして猫の反応を見て楽しんでしまう。地味と言ってしまえばそれまでなのだが、それくらい猫が好きである。 しかしその猫も近づくだけで逃げてしまうような猫もいれば、特定の場所に落ち着いて、人間が近づいても反応しない猫、さらにはなついてくる猫とそれぞれいる。本当のところ猫はどんな性質を持っているのか分からなくなってしまう。 そこ […]

九死一生

よく諺で「九死に一生を得る」というものがある。本書のタイトルを見て、小手鞠氏の作品からして異色の作品のように思えてならない連想をしてしまうのだが、実際の所、小手鞠氏の得意芸でもある「愛」を中心に描いている。しかし著者が描いている愛の中では異色とも言える「喪失」がもたらす愛を描いている所が印象的である。 あと本書を読んでみてタイトルの意味はもう一つある。本書は猫を主人公として描いているのだが9回生ま […]

猫の品格

普段はあまりいわない話であるが、私は大の猫好きであり、それも野良猫がくると必ず鳴き声の声真似をして振り向いてくるのを楽しみにしている。たまに近づくことがあればその場を離れずじゃれあうこともある。 私事はここまでにしておいて、猫好きの人は野良・ブランドの違いはあれど、好きな人がおり、実際に飼っている人もいる。本書のいう「猫の品格」とはいったいどのような事をいっているのか、そしてどの猫の事を言っている […]

ネコを撮る

猫という生き物は実に不思議な生き物である。私が前に住んでいた小樽ではたくさん猫を見ることができたが、こういうエピソードがあった。昨年末には学校へ行く途中の空き地に猫のたまり場ができた。しかし今年の初めに見に行ったら猫は1匹もいなかった。 さらに言えば数年前の話、大学生の時に講義棟の前で寝ていたこともあった。翌日には警備室の前、さらに翌日には学生会館の前で寝ていた。しかも近づいても寝ていて、危害を加 […]