TAG

現状

ジビエを食べれば「害獣」は減るのか―野生動物問題を解くヒント

ジビエとは、 「狩猟の対象となり,食用とする野生の鳥獣。また,その肉。鶉(うずら)・野兎など。」(「大辞林 第三版」より) とある。狩猟と行っても「シカ」や「イノシシ」といった種類をイメージするのだが、他にもたくさん存在するのだという。本書はその「ジビエ」と「害獣」の関係について考察を行っているのだが、本書で取り上げられる「害獣」は主に「食害」が挙げられる。 1部「陸の獣たち」 1章「どうやって野 […]

駐車学

今となってはいたるところに駐車場が設けられており、車が駐車しているところがほどんどである。ところによっては地下に駐車場が設けられたり、あたかもビルのような駐車場施設が作られたりするところもある。それだけ日本は「車社会」であり、なおかつ駐車場の需要も高いといっても過言ではない。その駐車こそ、今でこそいたるところに設けられているのだが、それらはそれぞれの行政的な政策や民間における施策によってなされたも […]

サイバーセキュリティ

「セキュリティ」にまつわる話題は今も昔も存在しているのだが、セキュリティが進化するとともに、サイバー攻撃など、セキュリティの抜け穴を見つけて攻撃してする、そしてまたセキュリティを強化するというようないたちごっこが続いている。実際にサイバーセキュリティは日々刻々と進化している状況にあるのだが、それでもサイバー攻撃の被害は絶えないのはなぜか、本書はその実態・課題とともに、法整備やリスクヘッジなど様々な […]

ルポ 電子書籍大国アメリカ

2010年に「電子書籍元年」と呼ばれ、それ以降電子書籍プラットフォームや電子書籍サイトが次々とでき、なおかつ電子書籍も次々と出てきた。しかし現在日本では電子書籍が浸透しているのかというと必ずしもそうとは言えない。もちろん浸透しているものもあれば、今もなお紙媒体を信用している人も少なくない。私も電子書籍をいくつか読んだことはあるのだが、玉石混交のような状態である印象である。 ではアメリカではどうなの […]

12人の優しい「書店人」

「出版不況」や「書店不況」と呼ばれて久しいが、実際にほぼ毎日の様に書店に行っている私から見てみると、小さな書店でも独自の方法で生き残っている所もあれば、打つ手がなくなってしまい、潰れてしまったところもあると言うのが現状としてある。本全体の売上高が右肩下がりと言われているその一方で、新刊は1日200冊以上にも及び、さらに著者・作家になりたい方々も後を絶たない。 そんな中で書店はどうあるべきか、本書は […]

笑うに笑えない 大学の惨状

私自身、大学を卒業してもうまもなく7年たつのだが、大学の状況は変化している。今となっては大学全入時代(受験生が全員いずれかの大学に入れる時代)になり、定員割れを起こしている大学も数多くある。もっと言うと、新しい大学が次々と創設され、その一方で少子化による受験生の数も減少している。そんな現状にある大学は具体的にどのような「変化」があったのか、本書はそのことについて取り上げている。 第1章「大学が大き […]

プーチン2.0―岐路に立つ権力と腐敗

プーチンが再び大統領に就任してから2年経つ。プーチンが2度目の大統領に就任して、今後10年もの間君臨する事になるのだが、周辺はウクライナ問題などにより戦々恐々としている状態にある。実際に長期にわたって政権を握るために、権力腐敗が起こることさえあり得る。そのことを著者は危惧している。本書は第二次プーチン政権がどのような腐敗が起こるのか、そしてそれを脱するにはどうしたらよいのか。本書はロシアの政治事情 […]

それでも、自転車に乗りますか?

私は自転車にあまり乗らない、というか、大学生になってから頻度が大きく減り、社会人になってからは全くと言っても良いほど乗らなくなった。ましてや川崎にいた頃に何の理由だか分からないけれどレッカーされてしまったため、現在は自転車すら持っていないと言う状況にある。 現在では原則車道が遵守されている中、自転車が歩道を走ると言うケースも少なくない。実際に鎌倉に住んでいて、散歩中に自転車が歩道を走っている人もよ […]

「豊かな地域」はどこがちがうのか~地域間競争の時代

「地域格差」と呼ばれて久しいが、よく言われるのが「首都圏」と「地方」との格差のことを表しているのだが、本書では「地方」と「地方」との格差を表す、「地域間競争」も同様に激化しているのだという。それはいったいどのようなものなのだろうか。 第1章「地域間競争の時代がはじまる」 日本の人口は減少の一途を辿っていると言われているが、逆に増加している場所も存在する。首都圏の郊外に当たるところなど、いわゆる「ヘ […]

悶える職場―あなたの職場に潜む「狂気」を抉る

「悶える」と言うことは、大人な意味合いではなく「悶絶する」という意味から来ている。なぜ「悶絶」をするのだろうか、それは現在の労働環境がそうさせている。例えばいじめやいたぶり、さらには人事異動などで精神的に追い詰め、最悪は過労死に追い込ませる。たとえ過労死や自殺に追い込まれたとしても何食わぬ顔で新しいターゲットを見つけ、同じようにいたぶっていく。その繰り返しが全部の企業ではないものの、一部では行われ […]