経済

国内経済

日本経済の構造変動―日本型システムはどこに行くのか

日本経済は混迷を極めている。先ほどでも外国為替市場の円相場は戦後最高値を更新し、輸出だよりである製造業界では大きな痛手を負ってしまった。「失われた10年」から解放された今でも日本は「閉塞感」が拭えない。かつて江戸時代では「鎖国」により他国と...
国際経済

ザ・パニック~1907年金融恐慌の真相~

3年前の恐慌は「100年に1度の恐慌」と言われており、1929年の「ブラック・サースデー」と比べられることが多い。しかしノーベル賞受賞の経済学者は今回の恐慌と類似点があるのはむしろ「1907年の金融危機」と類似点があると指摘している。これに...
投資術

マッチポンプ売りの少女 ~童話が教える本当に怖いお金のこと~

前書「ヘッテルとフエーテル」は「痛快」かつ「爆笑」の一冊であり、かつ「黒さ」もあったのだが、本書はその前書を遥かに凌駕するほどの「黒さ」を垣間見てしまった。お金のことが中心であるが、不動産や書籍などにも言及している。本書は全部で9+1のスト...
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国内経済

震災恐慌!~経済無策で恐慌がくる!

(株)スタジオビビ 乙丸様より献本御礼。 東日本大震災が起こって約2ヶ月経つ。余震の心配が薄れてきたとは言えまだ油断のできない状態にあることは間違いない。しかし復興に向けて一歩ずつではあるが動き出していることは事実である。 震災によって多く...
国内経済

成熟日本への進路 「成長論」から「分配論」へ

高度経済成長、「失われた10年」、戦後最長の好景気、リーマンショックと経済が善し悪し問わず流れていったのだが、「失われた10年」以降は経済的な成長が鈍化、もしくは後退をしている。景気と言うよりも「成長」という課程で「成熟化」したと言える時代...
国内

大失業時代

今まさに「大失業時代」と言っても過言ではない。リーマンショック以後には内定取り消しや派遣切り、リストラなど働く人にとってはマイナスとなるような話が飛び交い、かつ日本の消費もいつも以上に冷え込んだ。ようやく回復しだした時に追い打ちとなる東日本...
国内経済

榊原式シンプル思考力

情報があたかも濁流のように氾濫し、かつ複雑化している時代からでこそ「シンプル」に考える力が必要であるという。 しかし「シンプル」に、とは言っても単細胞のように考えろと言うのではなく、時には論理的に、時には水平的に「わかりやすく」かみ砕いてい...
国内経済

消費税をどうするか―再分配と負担の視点から

消費税を増税するかの論議が急がれている今日この頃である。過去の政治政策による赤字国債も増え続け、現在では約950兆円にも上るほどである。そのためか国債の格付けランクも下がり、IMFからも赤字解消の督促まで上がっている始末である。 さて本書で...
日本史

新左翼とロスジェネ

「左翼」という言葉が隆盛したのは1960年代後半から1070年代にかけてである。ちょうどそのときは「60年代安保」や「大学紛争」が起こった時期と重なる。 「左翼」というと、日本赤軍も思い出すがついこの前に永田洋子死刑囚が獄中で亡くなり、日本...
国内経済

サブプライムから世界恐慌へ 新自由主義の終焉とこれからの世界

サブプライムローンの焦げ付き問題が発生したのは2007年夏頃、世界恐慌こと「リーマン・ショック」が起こったのは2008年秋だった。その頃からか経済は急速に衰退し、資本主義のあり方も問われだした。本書はそれの要因について様々な考察を行った一冊...
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