TAG

言葉

マユツバ語大辞典

TVや新聞などのニュースでは様々な言葉が飛び交っている。「現代用語の基礎知識」を毎年制作している自由国民社では「流行語大賞」を発表しており、その中で新しい言葉が次々と生まれた。 その中で「マユツバ語」も次々と誕生しているが、それに気つかず一般社会に浸透してしまっている。本書では様々な「マユツバ語」について指摘している。 1.「マユツバ語とは何か」 そもそも「マユツバ」とは何か、という話から入ってい […]

世界を変えた、ちょっと難しい20の哲学

最近、ニーチェやゲーテの言葉に関する本が社会現象になっている。「名言集」に近いものであるが、哲学書をより読者寄りにという傾向にある。ベストセラーとなった「ニーチェの言葉」の書評でも書いたのだが、それらの本はあくまで本来ある哲学書の入り口に当たるポジションにあるべきだと考える。印象に残る言葉からはじまり、そこからニーチェやゲーテの名作を味わうことが大切だと思う。本書は、ソクラテスからサルトルまで古代 […]

超訳 ニーチェの言葉

「ツァラトゥストラはかく語りき」「曙光」でおなじみのニーチェの名言集と言える一冊である。ニーチェの作品は大学・社会人に渡って何度か読んだことはあるのだが、哲学書の中でも難しい部類に入るほど読みにくく、一冊読むのにも時間がかかる。それもそのはずでニーチェ自身が難解な事柄を思索しながら真理を見いだしていったというひとの用に思えるのだが、じつは反キリストとしてこの世における真理や道徳を解き明かしたという […]

君も精神科医にならないか

著者の熊木様より献本御礼。 「21世紀は「心の世紀」である」と何度行ったのだろう。 モノの豊かさによって測られていた20世紀から、モノの多様化となり、多様な商品の中から自分に合ったものを探すことによって心が満たされる。急激に経済が成長してきた犠牲、すなわち「心の犠牲」を取り戻そうとする世紀のことを指している。 しかし昨今の事情ではうつ病など心や精神に関する病が急増している事実がある。殺人は増えたり […]

10秒で心が癒される言葉

株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。 言葉は様々な力が込められていると言ってもいい。ある時にはどん底にあった人生を救い、ある時は自ら座右の銘として自らの考えの軸にしたり、ある時は自分を高揚させることができたり、反面、自分を貶め、傷つけさせる言葉もある。 名言は、かっこいい響きというのもあるのだが、集めておいて、いざというときに読み返してみると、自らもその気にさせてしまう。気がついてみた […]

一瞬で相手の心をつかむ「声」のつくり方

ビジネスの場では他愛のないコミュニケーションや会社の命運をかけるようなプレゼンテーションなど「声」を出さない日はほとんどないほどである。私が働いているIT業界でさえでも、である。声色やイントネーション一つで相手に対する印象が変わると言っても過言ではなく、コミュニケーション術のなかでも最も見落としやすい所の一つとしても挙げられる。ではこの声をどのようにして変えていけばいいのか、本書は声楽家であり、ボ […]

うまくいく人が必ず持っている黄金の仕組み

何回も繰り返すようだが、2009年は「仕組みの年」である。これまで様々な「仕組み」について出会ってきたが、本書はその仕組みづくりの頂点を極める中山マコト氏自ら築き上げた「仕組み」を余すところなく紹介している。それだけではなく、中山氏が認めた「仕組み名人」たちの「仕組み」についても紹介している。 第1章「「仕組み」は悠々人生のパスポート」 「仕組み」とは、本章で言う「磁石」を言っている。 つまり収入 […]

四字熟語ひとくち話

言葉に携わっていると、必ず出くわすのが「四字熟語」である。四字熟語と聞くと、漢字が苦手な人は忌避してしまうかもしれない。私自身はと言うと、元々漢字が好きだったため、四字熟語にはすんなり入っていけると高をくくっていたが、思っている以上に難しく、苦手になるときさえあった。しかし今では新しい四字熟語を知りたいという好奇心ばかりが強くある。 会話にしても、本や資料を読むにしても、必ずといってもいいほど「四 […]

老いの身辺をさわやかに生きるための言葉

日本は高齢社会となり、やがて「超高齢社会」となる。 高齢人口は日本の人口の4割を占めることになる。 健康的な高齢者がいる中で、明日の人生も分からない人もいる。 高齢になるのを怖れている人もいる。 ではどのようにして老いたらいいのか。 「老い」との付き合い方とは何なのか。 本書は作家の曽野綾子氏がこれまでに書いた作品の中から「老い」と「生き方」をテーマにして選りすぐりの言葉を1冊に詰め込んだものであ […]

ひとすじの蛍火 吉田松陰 人とことば

「尊敬する人物」と聞かれると、幕末の志士を答える人も少なくない。当然本書で紹介する吉田松陰も例外なく多い。吉田松陰を尊敬する人は多く、代表的な人では小泉純一郎や安部晋三などの歴代首相経験者も上げている。私も吉田松陰は尊敬する人物のひとりとしてあげている。 ではなぜ幕末の代表的人物でありわずか29までしか生きられなかった吉田松陰が未だに尊敬の念が絶えないのか。それは陽明学における知行合一を行ったこと […]