日本史 子どもと貧困の戦後史 「貧困」は長きにわたる歴史の中で自然に存在したことである。それは身分もあれば、災害や戦争といった大きなことから、ひょんなことで貧困に陥ってしまうような事例も存在する。その中でも本書は「子ども」にフォーカスを当てて、戦後間もない時から子どもは... 2016.07.18 日本史書評
国内経済 日本が世界一「貧しい」国である件について 本書のタイトルを見るに、経済的には「貧しい」かと言うとそうじゃないのかもしれないが、心的な「貧しい」のであれば、その通りの部分もあるのかもしれない。本書もその中でも後者のことを表しているのかもしれない。ではなぜ心的に世界で一番貧しくなってし... 2016.07.11 国内経済書評
国内 貧困化するホワイトカラー ホワイトカラーとは簡単に言うと、サービス業に従事している方々すべてのことを表す。しかしそのホワイトカラーは年々激務にさらされ、中には過労死・過労自殺に追い込まれる方もいるのだという。政府はもちろんのこと、企業によってはそれにまつわる対策を行... 2016.03.16 国内書評
仕事術 女一生の働き方―貧乏ばあさん(BB)から働くハッピーばあさん(HB)へ 昨今の日本は「超高齢社会」と呼ばれる時代にある。平均寿命を見ると男性は79歳ほど、女性に至っては86歳にまでなっている。しかも高齢者の数は日本の総人口の4人に1人近くの状態にあるのだという。特に女性は長生きをする、その長生きになるのだが本書... 2013.12.21 仕事術書評
書評 これからの日本のために 「シェア」の話をしよう 2010年末に「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略」という本が発売され、「フリー」と同様に売れた。これはビジネスにおける「共有」について取り上げた本であるのだが、今ではSNSをはじめとした「ソーシャルネットワーク」、商品、ビジネス... 2013.11.18 書評経営・マーケティング
国際政治 めざすは貧困なき世界―政府と市民の国際開発協力 日本における「貧困」と世界における「貧困」は異なる。日本における「貧困」は、「格差問題」などの所得や雇用によるところから生じるものであり、世界は戦争における難民など、もしくは強固な資本主義や独裁主義などから生じるものである。もっともよく似て... 2012.03.16 国際政治書評
国際 世界の貧困問題と居住運動 貧困問題についてもいくつか取り上げられているが、今回は少し貧困の中でも居住運動に目を向けてみる。家がないという貧困も少なくない。日本でも「ネットカフェ難民」や「マック難民」というのが取り上げられているが、それと比にならないほどである。お金も... 2008.10.16 国際書評
国際 グラミン銀行を知っていますか? ノーベル賞のことで話題となっている。先日日本では、米国シカゴ大名誉教授の南部氏ら3名が物理学賞を受賞し、下村脩氏が化学賞を受賞した。また個人的に注目だった平和賞は前フィンランド大統領のマルッティ・アハティサーリ氏が受賞し、中国の人権運動家の... 2008.10.15 国際書評
国際 世界の貧困―1日1ドルで暮らす人びと 世界の1%が世界の全資産の半分を独占しているという。さらに言うと世界の大多数が1日1ドルで暮らす人々であるという。富裕層は貧困から見て雲の上の存在、見えない存在となっている。逆に富裕層は貧困の生活は想像できないし踏み込むことはごくわずかであ... 2008.10.15 国際書評
国内 プレカリアート 「プレカリアート」というのは日本全体にとって深刻な問題としてとらえなければならないことである。団塊の世代がリタイアして、これからの日本の経済を担うのは我々の世代となる。当然上の世代を養う立場にもなる。その世代が今貧困問題に直面している。さら... 2008.09.22 国内書評