エッセイ 沈黙の時代に書くということ―ポスト9・11を生きる作家の選択 9.11が起こって今年で9年になる。このときからアメリカはアフガニスタンやイラク戦争によってイスラム諸国に敵視された時代となってしまった。第二次世界対戦以後続いた「パクス・アメリカーナ」が終焉を遂げたと言われても過言ではない時代となってしま... 2010.09.29 エッセイ書評
書評 マイケル・ジャクソンに捧ぐ テレサ・イン・ネバーランド (株)オトバンク 上田様より献本御礼。 「キング・オブ・ポップ」の名を欲しいままにしたマイケル・ジャクソン。数多くの曲やムーンウォークなど、印象の強いものを挙げると枚挙にいとまがないほどである。 マイケルは2009年5月、この世を去った。 ... 2010.06.22 書評音楽
国際経済 世界連鎖恐慌の犯人 2008年9月にアメリカ投資会社として有名な「リーマン・ブラザーズ」が破綻し、それとともに世界連鎖恐慌が始まったと言われている。しかしそれ以前にもサブプライムローンの焦げ付き問題によりアメリカの経済が低下し始めたことからそれより前にあったの... 2010.03.24 国際経済書評
国際経済 クルーグマンの視座―『ハーバード・ビジネス・レビュー』論考集 本書は2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・グルーグマンが今から14〜6年前にハーバード・ビジネス・レビューに寄稿した論文とインタビューをまとめたものである。ちょうどその時は民主党政権であり、ビル・クリントンが大統領であったときであ... 2010.03.21 国際経済書評
国際 悩めるアメリカ バラク・オバマ大統領が核廃絶発言によりノーベル平和賞を受賞しても、支持率は一向に上がらず、核廃絶以外にも経済政策やイラク戦争処理などで課題山積となっている現在のアメリカ。「超大国」と言われているアメリカが岐路に立たされている今、どういった状... 2009.10.14 国際書評
国際政治 <代表>と<統治>のアメリカ政治 今年の1月20日にオバマ大統領が誕生し、8年ぶりに政権交代を果たした。現在オバマ政権に対する支持率はハネムーン期間が終わったせいか急落の一途をたどり、対中性策、対日政策、経済政策といった様々な政策を打っている。 本書は前々のクリントン政権か... 2009.09.20 国際政治書評
国際経済 資本主義のコスト 洋泉社様より献本御礼。 2008年10月の「リーマン・ショック」により、経済は世界的に減衰してしまった。今は落ち着きを取り戻し、景気も上向きになりつつあるのだがまだまだ油断できない状況である。この急激な景気後退により、「資本主義の崩壊」とい... 2009.09.07 国際経済書評
インターネット ルポ 米国発ブログ革命 日本のブログ人口は約2,000万人と言われ、ブログは日本社会なくして成り立たなくなったと言えるほど過言ではない。しかし日本におけるブログのスタンスは人それぞれあるとはいえ個人的な日記、いわゆる徒然日記といったものが多くなっている。本書はアメ... 2009.08.10 インターネット書評
国際 アメリカの終わり 昨年の10月にリーマン・ブラザーズ倒産によって急速に、かつ世界的に景気が後退した。特にアメリカの経済の減速は凄まじいものがあり、「ドル危機」まで言われるようになった。さらに今年はかつて世界一の自動車メーカーとして名をはせたゼネラル・モーター... 2009.07.02 国際書評
国際政治 新しいアナキズムの系譜学 「アナキズム」というのは一体何なのか調べてみると、 「国家を廃絶し、自由な個人から構成される、相互扶助を基調とする小さな地域共同社会または中間的集団の確立を主張する思想」(Wikipediaより抜粋) いわゆる「完全自由主義」や「無政府主義... 2009.05.06 国際政治書評