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三国志

愛と欲望の三国志

「三国志」は中国大陸における「後漢」王朝末期における黄巾の乱から晋国が三国を統一するまでの時代のことを表し、それを物語にしたのが「三国志演義」である。この「三国志演義」が成立したのは三国志の時代から後のことである。時代としては「明」王朝の時代であり、具体的な年代は不明であるのだが、書物として最古のものとして1522年のものがある。日本で言えば室町時代後期のころである。 その三国志演義において本書の […]

はじめての三国志

今となっては中国大陸における歴史のなかでは特に根強い人気があり、派生した作品も数多くあるほどにまでなった三国志。日本における時代としてはちょうど弥生時代にあたる。その三国志にて派生した創作もあり、なかなか史実がどうなっているのか分からないと言った方々も少なくないことだと思う。本書はそんな方々のための入門書として三国志はどのような歴史を辿っていったのかを紹介しているが、本書ではあくまで曹操率いる魏国 […]

歌え、汝龍たりし日々を 始皇帝紀

時は「三国志」と呼ばれるような戦国時代だった。その戦国時代から中国大陸全土を統一し、初代の皇帝となったのが「秦の始皇帝」と呼ばれる人物である。 その始皇帝は人質の子として生まれ、死と隣り合わせの人生を送ったが、そこから王位を引き継いだが、冒頭にも述べたように戦国時代の真っ只中にあった。そこから統一を行い、皇帝としての覇道を突き進みはじめた。 歴史的な史実として議論の的になることが多くあるのだが、始 […]

実践版 三国志 ― 曹操・劉備・孫権、諸葛孔明……最強の人生戦略書に学ぶ

著者の鈴木様より献本御礼。 中国大陸の歴史は長く、その長い歴史の中でも様々な古典の名著が生まれた。ビジネスにも通用するような論語、さらには著者の前著でも取り上げられた「孫子」もある。また歴史的な伝記も「項羽と劉邦」もあれば、本書で取り上げる「三国志」は今でも知られている歴史的伝記として有名である。 その「三国志」には三国の戦いの中に生まれたロマンもあるのだが、本書は少し角度を変えてビジネスの観点か […]

アジア三国志

元「エコノミスト」編集長で知日派ジャーナリストのビル・エモット氏の1冊である。本書は日本・中国・インドの三国のこと、それぞれの国の戦略・思惑について書かれている。日中関係は政治的にはそこそこといった状態であるが小泉政権時は冷え切っていた。では日印関係はというとマハモティ・シン首相が日本において演説したときにパール判事を引き合いに出した。確かにその所以は無きにしも非ずであり、歴史を振り返ってみると日 […]