保育園に通えない子どもたち
保育園の「待機児童」について取り上げるメディアは少し前まであったのだが、ここ最近では新型コロナウイルスや東京オリンピックのことが中心となることが多く、あまり取り上げられない実情がある。 もっとも保育園に通えないのであれば幼稚園に通えばいいじゃないかという意見もあるのだが、根本的に「幼稚園」と「保育園」には大きな違いがある。まずは目に見えないところで言うと、「幼稚園」は文部科学省管轄である一方で、「 […]
保育園の「待機児童」について取り上げるメディアは少し前まであったのだが、ここ最近では新型コロナウイルスや東京オリンピックのことが中心となることが多く、あまり取り上げられない実情がある。 もっとも保育園に通えないのであれば幼稚園に通えばいいじゃないかという意見もあるのだが、根本的に「幼稚園」と「保育園」には大きな違いがある。まずは目に見えないところで言うと、「幼稚園」は文部科学省管轄である一方で、「 […]
ここ最近ではあまり聞かなくなったのだが、地域によっては「待機児童問題」が未だにあり、2015年から始まった「子ども・子育て支援新制度」があってもなかなか解決できない所も少なくない。その現状の中で私たちはどのように解決に向けて進めていけば良いのか、保育の在り方、さらには保育所の在り方を考えた一冊が本書にある。 第1章「子ども・親・保育者の姿を見つめる」 私自身も子どもの頃は保育園に通っていた。確か3 […]
昨年あたりからメディアでは「保育園」に関わる話が出たような気がするのだが、実際にはそれ以前からも保育園に関する様々な問題があった。一例を挙げるとするならば「待機児童」もあれば「保育士不足」「保育園建設反対」が挙げられる。もっとも幼稚園があるのでは無いかと言うのだが、それぞれ管轄などが異なるため一概に解決することは難しい。なぜ保育園がメディアでも挙げられるのか、そして根本的な解決策はあるのか、その本 […]
無認可保育園と言うところで園児5人を人質に立てこもる事件が起こった。身代金を要求されたが、この事件には身内が手引きをしているという疑いが。その疑いに疑心暗鬼となる園長さらには人質となった園児を持つ家族も巻き込まれ、複雑な人間関係の中で人間の心がどのようにえぐり出しているのか、と言うことを描いている。 本書を見て気付いたのが、単に事件を解決していくミステリーばかりでは無く、「無認可保育園」の存在、そ […]