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借金

ブラック奨学金

高校や大学などで学費が自分の力で払うことができず、奨学金にすがる方々も少なくない。かくいう私もその一人であり、ようやく完済した状況である。しかしながらその奨学金に関して、まさにかつてのサラ金やヤミ金の取り立てのような実態や受ける人の実態がありありと映し出したのが本書である。 第1章「奨学金返済の実態」 先に断っておくと奨学金には大きく分けて2種類ある。一つは「給付型」、もう一つが「貸与型」である。 […]

大丈夫、死ぬまで生きる 碁打ち 藤沢秀行‐‐無頼の最期

今から5年前、ある碁打ちがこの世を去った。 その男の名は、藤沢秀行。 囲碁界最高峰のタイトル戦・棋聖戦で6連覇を達成し、名誉棋聖の称号を得るなど華々しい活躍を見せたのだが、「無頼」とこれほどまでに体現した人物であり、飲む・打つ・買うと言う言葉をこれほどまでに表現した人物は存在しない。しかしその一方で、囲碁の指導は国内外問わず行っており、世界的に活躍した人の中には薫陶を受けた人も少なくない。 破天荒 […]

意外に知らない 個人事業主のためのお金の借り方・返し方

著者の大森様より献本御礼。 個人で事業を行っている人にとって最も重要でありながら、もっとも回避したいことが「資金繰り」であり「取引金融機関との折衝」であろう。 本書は個人事業主がいかにして金融機関とつきあっていけばよいのか、元信金マンの観点からの方法を伝授している。 1章「個人事業主が知っておくべき 金融機関と借入の基礎知識」 銀行はどのような業務を行っているのだろうか、と金融関係者以外で答えられ […]

目覚めよ!借金世代の若者たち

日本では「非正規雇用」や「貧困」など、「働く」ことに関して大きな不安を抱えている。しかしアメリカでも同じような状況、いやそれ以上にひどい状況となっている。アメリカでは大卒でも就職できないのみならず、大学の教育ローン、保険無加入などお金が入らないばかりか、借金にまみれるという有様である。このような世代を「借金世代」と言われている。本書は借金世代の傾向、そして政府や制度を批判しながら、この本を読んでい […]

日本は財政危機ではない!

表題からして衝撃的である。 本書は日本の財政についてを明かしている。まず先に日本の借金は約850兆円以上ある。しかし高橋氏に言わせれば財政危機ではないと主張している。その理由の一つに「埋蔵金」が隠されていること、そのほかには財務省が行っている数字のレトリックがあるという。元財務省官僚である高橋氏だからでこそ語れることがたくさん書かれている。 序章「「日本は財政危機」の嘘」 現在日本は未曾有の大赤字 […]