戦争

日本史

百姓たちの水資源戦争―江戸時代の水争いを追う

環境問題を考えていくうえで行きつくところの一つとして「食糧戦争」と、もう一つは淡水を争う「水戦争」がある。特に水資源を巡っては海外の企業が諸外国の土地を買い占めるといったことが起こっており、日本でも同じように起こっている。 本書の話に移るの...
書評

宝塚幻のラインダンス―戦争で夢が消えた乙女たち

宝塚音楽学校は2年間のカリキュラムが組まれており、その2年間で卒業し、晴れて宝塚歌劇団の一員になる際、初舞台の催しものとして「ラインダンス」が行われる。 ラインダンスは毎年行われている初舞台の恒例行事の一つであるのだが、そのラインダンスが「...
書評

害虫の誕生―虫からみた日本史

季節は春になり、暖かくなり始めた。この季節になると虫が冬眠から目を覚まし、活動を始める時期になる。私自身虫が大の苦手であるので、それを知るだけでも憂鬱な気分となってしまう。 私に限らずとも虫の苦手な方であれば、本書に挙げられる害虫は名前を聞...
スポンサーリンク
書評

ブロンズの地中海

本書の舞台は第二次世界大戦の真っ只中、ナチスドイツの占領下にあったフランスが付帯となっている。そのフランスの地でとある日本人女性を主人公にした一冊であるが、「恋愛小説」と言えば確かにその通りだが、時代が時代であるだけに、戦争のことについても...
エッセイ

86歳ブロガーの 毎日がハッピー 毎日が宝物

私自身、ブログをやり始めてもうそろそろ10年経つ。最初の2年間はすでに削除をしてしまったので、残ってはいないものの、そのほとんどは書評を書き続けていた。しかし書評をしたことによって、「書評家」になれたし、もちろんブログについての可能性がある...
外国人

ヒトラー演説 – 熱狂の真実

「独裁者」の象徴の一人として挙げられ、第二次世界大戦のきっかけの一人となったアドルフ・ヒトラー、ヒトラーの演説は政界に登場してから死ぬまで25年間で数多く行われ、本書はその演説を集めている。演説の場所・内容はさまざまであるが、表現やレトリッ...
スポーツ

昭和十七年の夏 幻の甲子園―戦時下の球児たち

今年で高校野球が始まって100年経つ。現在も夏の甲子園が開催されており、毎日白熱した試合となっている。この100年目の節目に高校野球でも監督の勇退など様々な出来事が起こっており、私自身も目が離せない。 その100年の歴史の中で大東亜戦争をは...
日本史

原爆と検閲

8月6日には広島に、8月9日には長崎に原爆が投下され甚大な被害に遭い、数十万人もの命を奪ってからちょうど70年の時を迎えた。終戦後原爆についてアメリカでは報道をする、あるいは結果を検証するために報道関係者や軍が広島・長崎に渡ったのだが、日本...
日本史

東京裁判を批判したマッカーサー元帥の謎と真実―GHQの検閲下で報じられた「東京裁判は誤り」の真相

今年第二次世界大戦、及び大東亜戦争が終結してから70年という節目を迎える。この70年間で世界的な情勢は大きく変わっていったのだが、それと同時に歴史に対する見方も多様になってきており、それによっての論争も激化していっている。もちろん事実は動か...
哲学

黒岩重吾のどかんたれ人生塾

今年で30歳という節目を迎え、私自身も書評をますます進めていきたいと思う。もちろん書評家であるため、書評とは何かというのを考え、追いかけながら前へと進みたい。 そこで今回は、私の中で思い出に残る一冊を一つ取り上げる。私が高校生だったころ、今...
スポンサーリンク