システム 決定版 サイバーセキュリティー新たな脅威と防衛策 私たちの生活の中にはインターネットは切っても切れないものである。もっともパソコンやスマホなどをやっていなくてもテレビの画面でのデータ放送はアンテナ回線を使って双方向のネットワークを流していることもあり、どの人にも否が応でもインターネットとか... 2019.11.19 システム書評
日本史 モノから見たアイヌ文化史 私自身、北海道出身であることからアイヌ語やアイヌ文化には些か興味がある。もっともアイヌ文化についてはある程度知識はあったのだが、それを広く世に伝えたというと、過去に2度アニメ化されたマンガ「ゴールデンカムイ」がよい例である。 本書はアイヌの... 2019.10.26 日本史書評
ミステリー 生き残り 本書のタイトルを見ると様々な側面を思い浮かべる、戦争などのまさに生きるか死ぬかの「生き残り」をかけた戦いもあれば、社会的な競争において勝ち負けといった「生き残り」もある。本書はその中でも前者の意味を持っている。 本書の舞台はおそらく大東亜戦... 2019.10.04 ミステリー書評
時代 火神子 天孫に抗いし者 時は弥生時代、卑弥呼と呼ばれる女性が当時の倭国の女王として君臨をした。本書はその卑弥呼が即位する前の時代から始まる。登美毘古と呼ばれる男性の王が即位して長らく安泰であったのだが、その時代もやがて終わりを迎える。実弟が何者かに殺害され、そこか... 2019.10.01 時代書評
日本史 英語と日本軍 知られざる外国語教育史 英語教育は今でこそ小学校でも行われるようになったのだが、戦前の頃も学校教育の中で英語教育は存在していた。特に陸海軍については諸外国との戦争や交渉などもあってか、外国語教育は必ずといってもいいほど行われていた。その外国語教育の創設から戦争、そ... 2019.08.04 日本史書評
哲学 ドローンの哲学――遠隔テクノロジーと〈無人化〉する戦争 ドローンは今となっては私たちでも簡単に手に入れられるようになったのだが、かつてはドローンという概念がなく、なおかつ認知され始めた時には事件が起こるなどむしろネガティブな印象でしかなかった。今では撮影などの様々な用途で使われることがあるのだが... 2019.06.10 哲学書評
国防・軍事 日本4.0 国家戦略の新しいリアル 様々なことが日進月歩で進化を続けている。日本もその例外ではなく、国家的な進化を続けていると言っても過言ではない。 その日本はどのように進化をして4.0をなしていくのか、国家戦略的な進化の観点から取り上げている。 第1章「日本4.0とは何か?... 2019.04.20 国防・軍事書評
書評 戦争体験と経営者 大東亜戦争が終戦して73年を迎える。既にその戦争を知る方々はだんだんと少なくなっている様相である。話が変わり本署に移るが、日本の経済を牽引してきた経営者の多くはその戦争を体験し、苛烈な体験を通じて日本の経済を復活させたことは言うまでもない。... 2019.03.12 書評経営・マーケティング
日本人 丘の切り株 著者は昭和5年生まれであり、現在おそらく87~88歳といったところである。長い人生の中でサラリーマン生活を送る、あるいは家族の生活を送り、その子供たちが結婚して、さらに孫までできた。 現在著者は私と同じ鎌倉市に在住しているという。その在住し... 2018.07.21 日本人書評
書評 わたしがいどんだ戦い 1939年 時は1939年、第二次世界大戦の最中であり、この時は西欧を中心とした戦争が行われていた。日本が大東亜戦争にもつれ込む2年前のことではあるのだが、このときには日中戦争が始まっており、文字通り、世界的な戦争が行われた時代である。 本書の舞台は戦... 2018.07.10 書評青春