故郷

書評

少女を埋める

「自伝的小説」はこれまで何度も読んできたのだが、著者の小説は自ら「社会」に対して、「メディア」に対しての苦しみが映し出されている。コロナ禍に伴っての帰郷と、その故郷での絶望と脱出が描かれている。 本書にて描かれている物語は著者自身のインタビ...
書評

波に乗る

入社してわずか1ヶ月で会社を辞めた後に届いた訃報。それは父親の死であった。しかしその死をきっかけに父はどのような人生を送っていったのか、何も知らなかった主人公は父が生活をしていたある丘の上の海の街に行くこととなった。 その海の街は当然の如く...
国内政治

「ふるさと」の発想―地方の力を活かす

自民党はかつて「地方創生」をマニフェストに掲げた。しかしその地方は今、活性化しているのかと言うと、活性化している所もあれば活性化できていないところがあると言いざるを得ない。そんな状況の「ふるさと」の中、所々で試行錯誤を繰り返しながら地方改革...
書評

望月青果店

「ふるさとは 遠きにありて 思ふもの(室生犀星)」 仕事などの理由により、故郷から離れた場所で生活をしていてもその記憶は残っている。イヤな思いでがあって「故郷を捨てる」ことがあったとしても、頭の片隅にきっと残っている。そしてその故郷に帰ると...
書評

ミラコロ

皆さんの故郷はどこか? 私は北海道の旭川という所である。「都会」と言えば「都会」。「田舎」と言えば「田舎」。「都会」と「田舎」を足して割る2をしたらしっくりと来るかもしれない。 私事はさておき、本書は故郷から最後の映画上映会のチケットが届い...
国内政治

日本の愛国心

「愛国心(パトリオティズム)」といわれると、日本の戦争的象徴として忌み嫌うものもいれば、どこの国にある当たり前なものと思う人がいる。私は後者に当たるが全くそうとは言い切れない。愛国心を国語的に解体したら単純に「国を愛する心」となる。ではどの...
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