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核爆弾

東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる

何とも物騒なタイトルであるのだが、「危機管理」を観点にするのであれば核ミサイルも避けて通れないトピックの一つである。もしもミサイルが落ちたのであればどうなるのかのほかにも、どこが狙われるのかもそう定位しておく必要がある。その想定の中にはどのようなものが行うのか、そして対策はどうしたらよいのか、そのことを通りあげているのが本書である。 第一章「最も核被弾の可能性が高い街ー横須賀」 横須賀といえば米軍 […]

独裁者に原爆を売る男たち 核の世界地図

「原爆」というと8月6日に広島に落とされ、8月9日に長崎に落とされた惨劇の記憶がある。それだけではなく、戦後は1954年にビキニ環礁で水爆実験が行われ付近で漁を行っていた「第五福竜丸」の乗組員が死の灰に触れて死亡した事件が存在する。 そう考えると非核化運動の先陣を日本が切っているはずだが、今となっては非核化どころか、北朝鮮やイランなどで核開発が進んでいる状況にある。しかもその背景には「闇市場」の存 […]

核の難民―ビキニ水爆実験 「除染」後の現実

先々月から北朝鮮のミサイル発射に関するニュースが毎日のように流れた。発射されるだろうという報道もあったが、いっこうに発射されない状態にあったことを覚えている。この1ヵ月後の5月半ばに発射された。 ミサイルに関連すると北朝鮮には核爆弾も保有しており、その関係で核戦争になる危険性も捨てきれない。 本書はその「核爆弾」に関する一冊であるが、1954年に起こったビキニ環礁における水爆実験の傷跡を取り上げ、 […]