書評 比較のなかの改憲論――日本国憲法の位置 憲法改正の論議は今のところ沈静化しているとはいえ、これからまた改憲の動きがある可能性がある。私の根本は改正したほうが良いという意見なのだが、それ以前に護憲であろうとも、改憲であろうとも、憲法に関する議論は深める、いわゆる「論憲」を行うべきと... 2015.06.15 書評法律
書評 名誉毀損―表現の自由をめぐる攻防 日本国憲法第21条には「表現の自由」が保障されている。その一方で刑法230条第1項にて名誉毀損罪があり、他人の権利などを侵害・損害を被るような発言・行為を行った場合、懲役・禁錮・罰金刑が課される法律である。ほかにも名誉毀損は刑法だけではなく... 2015.03.09 書評法律
国内 新しい労働社会―雇用システムの再構築へ 労働法というと、「労働基準法」を始め様々な法律で守られているのだが、労働システム自体は時代と共に変化している。それに法律が対応しているのかと言うとなかなかそうとは言えない。もちろん労働システムも社会に対応しているかというと、首をかしげる所も... 2014.07.04 国内書評
日本 大研究 日本の道路120万キロ 普段良く通る「道路」だが、道路にも国道や都道府県道、さらには市町村道まであるのだが、道路は車や歩行者などが通る道を連想するのだが、通行不能な「酷道」もあれば、海の上の道もあるという。そう言えばいつ放送されたか忘れてしまったが、国道の中には前... 2014.05.07 日本書評
宗教 死体は見世物か~「人体の不思議展」をめぐって 展示に際しても、捜索に際しても「倫理的な問題」というのは避けて通れない。私は「人体の不思議展」に行ったことは内のだが、北海道に住んでいる時にはTVのCMでよく見かけたことを覚えており、実際に行きたくなったのだが、当時は大学生の時分でお金がな... 2014.02.05 宗教書評
国内 パワハラに負けない!――労働安全衛生法指南 一昨年から「ブラック企業大賞」が行われたり、新聞をはじめとしたメディアでも「ブラック企業」という言葉が使われたりし始めた。「ブラック企業」という言葉は私が就職活動を行っていた2007年頃には既にあったのだが、実際にいつ頃から使い始めたのかは... 2014.01.13 国内書評
書評 アニメ学 「アニメ」のことを取り上げる度に言うのが、自分自身大のアニメ好きである。毎シーズンごと新しいアニメをチェックするし、古いアニメのDVDを借りて視聴することもしばしばある。他人から「アニメおたく」だろ、と言われたりするのだが、否定はまずしない... 2013.01.10 書評民俗・風評
書評 感情労働と法 「感情労働」という言葉はあまり聞き慣れないが、笑顔を売るようなサービス業の方々のことを指すとなると確かにその通りかもしれない。日本の職業で言うと看護師やCA、介護士など人との接客に関わる方々の労働のことを指している。その感情労働についても様... 2012.11.22 書評法律
書評 トコトンわかる株式会社のつくり方 著者の一人である原様より献本御礼。 「株式会社」というと、多くは今ある企業のほとんどを連想し、それを設立するためには多大な資金が必要と思ってしまう。 確かにその通りである。平成18年の会社法改正が施行されるまでは。 改正されてからは「資本金... 2012.07.16 書評経営・マーケティング
書評 変革期の地方自治法 地方自治そのものが注目され始めたのは1999年の「地方自治法」改正にある。それ以前にも「地域振興券」など「地方」にスポットライトを浴びる機会はあったものの、最近ではメディアの注目も増えていることから地方自治の改革がこれまで以上に重要視され始... 2012.05.05 書評法律