TAG

社会学

生きることの社会学ー人生をたどる12章

「社会学」は、一見生活と縁遠いように見えて、実はかなり密着している。今日の社会現象と日常などを紐解く中でミクロ・マクロ問わずに紐解いている学問である。そもそも社会学は生きていく中でどのようにして密接に関わっているのか。本書は生まれたから死ぬまで、そして国家や社会そのものに至るまでの社会学を紐解いている。 第1章「社会とは何か」 そもそも「社会」とは何かについて根源的な所を紐解いている。辞書で見ると […]

社会学 – わたしと世間

「社会学」と言うととっつきにくいように見えて、私たちの生活に密接することが多々ある学問である。もっとも「社会現象」といった家族やコミュニティ、さらには時事的な要素に至るまで社会学的に読み解くことができるためである。もっとも「世間」や「空気」を考察することもまた「社会学」の要素として挙げられる。 本書はその「社会学」とはいったい何なのか、その定義や学術的な研究も含めて読み解いた一冊である。 第一章「 […]

下着の社会心理学 洋服の下のファッション感覚

下着は外から見えないのだが、その下着ですらファッションのごとくこだわる女性も多い。そのこだわりがランジェリー専門店という女性下着の専門店などができるようになり、「個性的」「高級感」などを求めやすくなった。 そもそも下着にこだわることは「心理的効果」「社会的目線」「身体意識」に変化があると著者は指摘しているのだが、果たしてその実態と変化とは何か、本書は20代~70代女性まで、1万人もの女性の調査をも […]

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖せよ」第2弾は社会学そのものである。 これまで自分自身も「社会学」に関する本を読み、書評を行った。「社会学」は現在ある身近な「社会」について考察を行っているのだが、その「社会学」としての歴史とともに考察を行っているため取っつきにくい点も多い。 しかし本書のタイトルに「14歳からの」と冠しているだけに、現在の社会を中心にどのようなものかを知るために、専門用語を原状に […]

社会学の歴史

「社会学」と一括りにしても、「思想学」「政治学」「民俗学」など様々な学問がある。「〜学」というと取っつきにくい印象があるが、その中で「社会学」はわりと取っつきやすい分野と言える。 では「社会学」はいったいどのような歴史を辿っていったのか、それが本書の根幹である。本書は社会学にまつわる有名な人物を中心に、社会学が辿った歴史について迫っている。 1章「アリアドネの糸」 本書では「社会学」のはしりとして […]

ジャーナリズムの政治社会学―報道が社会を動かすメカニズム―

先日11日は参院選が投開票され、与党の民主党が惨敗し、与党が過半数割れを起こす結果となった。逆に自民党は躍進をしたが、私の中では投票率が前回2007年に比べて57.92%と前回より0.72%下回ったという所にあると私は考える。 政治とジャーナリズムは切っても切れないほどであり、国民が政治の現場をみる手段の中でもっとも使われるのが新聞やTV、雑誌やインターネットなどの「メディア」である。 しかしその […]

社会という檻

「世間」「社会」「常識」「一般」とい言葉が飛び交う世の中。そういった言葉たちがあたかも当たり前のように叫ばれている。そのことによって思考停止に陥る弊害もあるが、良く口にしている人たちはそれに全くと言っても気づかない。そういった人が本書のタイトルである「社会という檻」の中に入っていることに気付かず、かつ出ようと思わないのではないかとさえ考える。 では本書はそういったことを突いた一冊なのかというと、そ […]

地域の社会学

昔は「地域」というのを意識しなくてもそこには必ず「コミュニティ(世間体)」というのがあった。その中で地域間で情報交換を行い、子供を育てることでそれをより強固にすることが可能であった。しかしこの「地域」や「コミュニティ」も核家族化、そして他人の興味が薄れてきたことにより薄くなっていった。本書はこういった地域について学問的に勉強していく人たちへの教科書として位置づけられている。 第1部「地域を考える」 […]