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自由

道化むさぼる揚羽の夢の

歌にしても、物語にしても、翼や羽を持って自由に飛び立ちたいという思いを持ってしまうような作品が多くある。窮屈になる世の中で「自由になりたい」と考えている方々も多くいることも背景としてあるのかもしれない。 本書はある意味日常のように見えて、非日常である、いわゆる「ディストピア」の要素がふんだんに盛り込まれている小説である。 そもそも本書の舞台は典型的かどうかは難しいのだが「ブラック企業」と言っても差 […]

フリーバード 自由と孤独

著者の谷口氏より献本御礼。 海外で活躍する日本人は数多くいる。中には日本国籍を捨て外国国籍で活躍する日本人もいる。有名どころでは2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二教授もその一人である。 本書の話に移るのだが、本書は「天国にいちばん近い島」として知られるフィジー共和国にて学園をつくり、活躍している著者の生涯を綴っている。 第1章「スピード違反」 そもそもフィジーに渡るきっかけとなったのは […]

「表現の自由」入門

日本国憲法の第21条にて定められているものとして「表現の自由」がある。その自由はどのようにして担保するのか、そしてその表現の自由はどの範囲で保障されるか、そのことについて取り上げている。ちなみに本書は日本国憲法上での「表現の自由」ではなく、それが条文化された歴史も踏まえている。 第1章「表現の自由」 日本では冒頭にも書いたところで明文化されているが、アメリカでは「合衆国憲法」にて定められている。ほ […]

マネー&フリー 僕らが楽して大儲けした57の秘訣

著者の水野様より献本御礼。 インターネットを利用した情報ビジネス、いわゆる「ネットビジネス」と呼ばれる世界がある。その世界で年収億単位を稼いでいる長者も何人香り、中には既存メディアに出演したり、自著を出版したりした方も中にはいる。 著者は3年前から川島和正氏をはじめ、ネットビジネスの成功者数人を取材してきた。その中で稼ぐ秘訣とはいったい何なのか、ルポルタージュにて迫っている。 <川島和正> 「なぜ […]

名誉毀損―表現の自由をめぐる攻防

日本国憲法第21条には「表現の自由」が保障されている。その一方で刑法230条第1項にて名誉毀損罪があり、他人の権利などを侵害・損害を被るような発言・行為を行った場合、懲役・禁錮・罰金刑が課される法律である。ほかにも名誉毀損は刑法だけではなく、民法上でも「不法行為」にあたり、損害賠償責任を負う側面も存在する。 法律を3つ提示したのだが、実際の所「表現の自由」と「名誉毀損」の線引きはいったいどこにある […]

お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。

人は誰しも「現状から抜け出したい」と言う感情を持つ。しかし会社員勤めだと、様々な制約があって、自由に働くことができなくなり、フリーの立場になると、仕事を取るのに必死になり、会社員とは違った制約がかかってしまう。 しかし自由に働くための方法として、ノウハウと言うよりも、むしろマインドや考え方にある。本書は12時間で5億稼いだセールスコピーライター・マーケッターがそのマインドや考え方を提示している。 […]

豊かさへ もうひとつの道

「豊かさ」は時代とともに変化している。大きく変化しているものでは、高度経済成長の「モノの豊かさ」から、バブル崩壊したあとには「心の豊かさ」に変化していったものが挙げられる。しかし「豊かさ」と言っても個人で意味や考え方が異なるため、一概に「豊かになるためにどうしたらいいのか?」と言うことを推し量ることはできない。 本書は自らのエッセイや講演を綴りつつも、人間の豊かさとは何なのか、その本質を見出してい […]

スマホ1台で月100万円稼ぐ人になる!

ぱる出版様より献本御礼。 巷では色々なアフィリエイトを見かける。なかにはそれを生業にして、年間数億~数十億もの年収を稼ぎ出す方々も存在しており、TVに引っ張りだこになっているアフィリエイターもいる。 本書はアフィリエイトのなかでも「スマホアフィリエイト」と呼ばれる類で、言うまでもないのだが、現在急速に普及されているスマートフォンを使ってアフィリエイトを行う方々を指している。ちなみに「スマホアフィリ […]

不可能は、可能になる

もしもあなたが「一生、車椅子」という宣告を受けたらどう反応するのか。私だと目の前が真っ暗になる。散歩も車椅子でなければ行けないし、バリアフリーが進んでいるとはいえ、電車や車などの移動でも一苦労がある。そしてなんといっても、形は違えど職場に復帰できるかどうかわからない。 本書の著者は14歳の時に脊髄にウィルスが入り、「一生、車椅子」の宣告を受けた。絶望に打ちひしがれていたが、そこからロボット研究への […]

自由論の討議空間―フランス・リベラリズムの系譜

社会思想の中で代表的なものに「自由論」というのがある。最も有名なところではルソーが挙げられる。主にフランスで唱えられた思想であるが、今でも思想の代表的な理論として取り上げられる機会は多い。 本書はフランスで栄えた自由論がどのように形成され、どのようなメカニズムになったのか、ルソーのみならず、アダム・スミス、コンドルセ、コンスタンなどの人物を取り上げながら考察を行っている。 第1章「自由とは何であっ […]