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虚偽

虚偽自白を読み解く

事件に関する真相書類としては状況などの物的なものから、周辺の証言、さらには容疑者の自白調書などがあるのだが、この「自白」を巡って、虚偽自白により、無実の罪を着せられ、最悪死刑判決を受けるといった事件も少なくない。冤罪の温床となっている自白調書になぜ「虚偽自白」があるのか、そしてそれを逆手に取り、無罪を勝ち取ってきた道筋とは何かを取り上げている。 第一章「虚偽自白とはどういうものか」 今となっては可 […]

傷だらけの人生

金融や国家、政治など歯に衣着せない論説で有名な副島氏であるのだが、本書はその論説はあるにしても、自分自身ダマされた失敗談も赤裸々に綴っている。銀行員時代から評論家になるまでの活動として、様々なところでダマされたという。そのダマされた経緯と対策について取り上げているのが本書である。 第1章「オンナにダマされた」 そもそも本書のタイトルは1971年に公開された同名の任侠映画から来ている。鶴田浩二主演で […]

「まずい!!」学―組織はこうしてウソをつく

組織行動においてなぜ失敗が繰り返されるのかというのを説いた一冊。本書は「パロマ湯沸かし器事故」「ふじみ野市プール事故」「『あるある2』番組捏造事故」を題材にしており、後半には「沖縄集団自決事件」を題材にして、条約派と艦隊派の対立など多くの事例を扱いながら組織の「まずい」を紹介している。 率直な感想としては、現在「食品偽装」騒動等が行われている中、少し前の事件について説かれている本は時代遅れとはまっ […]