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読み方

主人公はいない―文学って何だろう

書評を常日頃から行っている私自身にとって小説などの文学作品は苦手である。というのは背景描写からどのようにして読者に伝えていけば良いのかわからないのと、決まった読み方がないこと、さらには叙情的な表現が多く、どこをピックアップしたら良いのかわからないところにある。 その文学作品をどのようにして読むのか、どのようにして役立て、楽しむのか、本書は文学研究、及び文学ゼミを行っている立場から文学の良さを提示し […]

新書がベスト

私が書評を始めたのは4年前の4月のことであった。一番最初の記事は岩波新書の「ジャンヌ・ダルク」だったことは今もはっきりと覚えている。それから1年~1年半の間は進級問わず新書の紹介がほとんどであった。それだけ新書に興味があったのか、と聞かれると、半分その通りであるが、もう半分はそうではない。当時は大学生であったため資金がなかったため、リーズナブルである新書しか楽しめるものが無かったからである。 しか […]