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飛行機

音速の刃

決して週刊少年ジャンプで連載していた人気作を諧謔化したタイトルではない。 本書の物語は飛行機事故を題材にしている。私もここ最近は新型コロナウイルスにより帰省ができておらず、飛行機にも何年も乗っていない。飛行機というと時速数百㎞といったかなりの速さが出るのだが、飛行機と呼ばれているものの中には、有事の際に活躍する戦闘機と呼ばれるものもある。特に戦闘機の中には速さが音速を超えるものもあり、なおかつ戦闘 […]

機長、事件です! 空飛ぶ探偵の謎解きフライト

ミステリーであるのだが、本書の帯を見るとミステリーの暗さがほとんどなく、女子的な趣味の中に「探偵」と記載されており、何ともポップな感じがしてならない。しかしながら本書の中身はまさに「ミステリー」の如く、飛行機の中・外問わずして様々な事件が起こった。 本書を挙げるだけでも4つの事件があり、その1つ1つにトリックが存在しており、驚愕の展開が起こりさえもする。しかしながら、仕事も買い物も、観光も探偵も一 […]

迷惑行為はなぜなくならないのか?―「迷惑学」から見た日本社会

迷惑行為というといろいろあるのだが、私の周囲でもそういった行為がちらほら見かける。そもそもなぜ彼らは迷惑行為を行うのか、そしてなぜ一連の行動を「迷惑行為」というのか、本書はそのことについて取り上げている。 第1章「なぜ、夜の幹線道路は誰も制限速度を守らないのか?―「記録的規範」と「習慣」の影響力」 本書における問いとして、 「多数派の考えや行動は、本当に望ましいことなのか」(p.25より) がある […]

本気でやったら意外と楽しい!? マイルの奴隷

「奴隷」というと、人に使役される、こき使われると言ったイメージを持たれてしまうのだが、本書のようにポジティブな意味での「奴隷」はあまり見かけない。 「マイルの奴隷」 それは、飛行機の魅力にズブズブとハマり、生活そのものにまで隷属してしまう、という苦しくもなく、むしろ「愉しい」奴隷生活のことを言う。 本書の著者は航空評論家であるが、それは表の顔でじつは、本当の意味で「マイルの奴隷」となった。その証拠 […]